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続けたその先にあるもの。【2023年8月26日】

何かを続けて積みあげるということのよろこびを、ここ最近、感じることが多い。ハッシャダイソーシャルが誕生してから3年と半分くらい。学校に出向いて想いを伝える活動は2018年から数えてもう5年か。トヨタ自動車との取り組み「project:ZENKAI」も4年目を迎えている。

「project:ZENKAI」は、きっとまだまだ知られていないのだけど、高校生年代向けのプログラムで、学歴や偏差値だけじゃない一人一人の可能性を見つけ、育てるコミュニティ。1期から数えて参加者は250名を超えている。

今日「project:ZENKAI」のプチお祭りみたいなことをやった。現在の運営や立ち上げに関わっていたメンバー、プログラムのメンターとして関わってくれていた方々、1期の卒業生から、それぞれの現在地を話してもらうという時間だった。これがまた、ほんとうによかった。

立ち上げに関わっていたメンバーのきむりさの話もすごく聴けてよかったし、2期でメンターをやってくれたかつおくんの話もすごくたのしかった。そして、1期の卒業生の話はおれたちに「続けてよかった」と思わせてくれた。何より、その話を聴いている人たちの表情もすごくよかった。

農業でいう「土を育てる」ってこういう感じなのかなぁ、と思った。「project:ZENKAI」という場所を関わるみんなで耕していて、関わるみんなのそれぞれの人生でのあらゆる成功や失敗がすべて肥料として土壌を育ててゆく。「この畑で育てられないもんはないぜ!」みたいなことを言えるようになっていけたらいいなー。

自分は続けるのが苦手だ。というより、どんどん新しいアイデアが浮かんできてしまうから手が足りなくなる。これまでだったら、それで終わりだったのだけど、今はをproject:ZENKAI」のことが大好きな人たちがいるから続いている。特に、たかみーっていうメンバーはすごいんだよ。去年まで塾の先生をやっていたんだけども、「project:ZENKAI」のインターンを経て、今年からハッシャダイソーシャルにきてくれた。たかみーがいなかったから、今日のあの時間はなかったかも、と思うほど。

続けられなかったこともたくさんあるけど、続けたいと思うものを続けられたなら、その先の未来で想像もできないすんごいの積み上がってるんだろうな。地道だ。それでもこのよろこびは忘れられない。やっていこう、と思わせてもらった。

今日も読んでくれてありがとうございます。どれだけ金をかけても生まれない価値が絶対にある。もちろん、お金は必要だけども。

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三浦宗一郎 / Soichiro Miura
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