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誕生日と経済産業大臣賞受賞について|2024年12月16日

本日、誕生日を迎えました。今年も「いろいろあるけど、生まれてこれてよかった」と思えていますが、それって本当にとんでもなくありがたいことです。いつもありがとうございます。

そして、誕生日に嬉しい報告ができます。

ハッシャダイソーシャルの取り組みである「ハッシャダイスクール」が、今年のキャリア教育アワードで「最優秀賞」(経済産業大臣賞)を受賞させていただきました。

「ハッシャダイスクール」の活動を始めたのは2018年。気がつけば7年目に突入しています。

当初、弱冠23歳で、どこの馬の骨かもわからないような(しかも、“ヤンキーインターン”なんて危なっかしそうな事業を掲げている)若造を学校に呼ぶなんて、ものすごく大変だったと思います。それでも信じて門を開けてくださった数々の現場の先生方。

さらに、未熟な我々に伴走しながら、その活動をあらゆる形でご支援いただき、育ててくださったサポーター企業の皆さま。

そして何より、僕たちのプログラムをきっかけに人生を変える一歩を踏み出した、当時高校生だった若者たち。

「ハッシャダイスクール」というプログラムの立ち上げから、ハッシャダイソーシャル設立期、そして現在に至るまで携わってくれたメンバーの皆さん。

振り返ると、本当にたくさんの方々の顔が浮かんできます。

僕たちにとって、この受賞はもちろん目的地ではなく、通過点に過ぎません。ただ、これまで応援・ご支援くださった皆さまに、胸を張ってご報告できる出来事だと思っています。

また、今回の受賞は、ハッシャダイソーシャルのメンバーの成長の証だとも思っています。僕と勝山だけでは間違いなく無理でした。そばで感じるその成長には、いつも脱帽しています。本当にありがとう。

僕も勝山も、10年前の自分たちを振り返ると、まさかこんな未来になるなんて想像すらできませんでした。

一見、希望なんて見えない状況に投げ込まれても、最後まで自分を投げ出さずに、可能性を見出し続けてきた。そして、そんな僕たちを応援してくれる人たちに恵まれました。

人生には大変なことがたくさんあります。そもそも、選んで生まれてきたわけでもなければ、育つ場所を選んだわけでもない。少しずつ大人になってようやく選べることが増えたと思えば、実際はそうでもない。何も変わらないどころか、大切な人が事故に遭ったり、病気になったりする。災害も起きる。

「人生は選べる?そんなわけない」――そう結論づけてしまうのが、あまりにも簡単な社会なのかもしれません。

そんな社会の中で、僕たちがやりたいのは「それでもなお、人生は選べる」という意志を表明し、行動し、共有すること。そして、個人に任せるだけでなく、その意志を持たせ合えるように、構造に働きかけたり、関係性をデザインしたり、きっかけを生み出すことです。

ハッシャダイソーシャルの意思や活動が、こうして評価いただけたことを誇りに思いながら、これからも現場のリアルと向き合い続けます。

ぜひ、これからも一緒に歩んでいきましょう。皆さま、いつもありがとうございます。

三浦宗一郎

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三浦宗一郎 / Soichiro Miura
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