いい先生ってなんだろう

「あの先生めっちゃいいよね〜!!」
「あの先生最悪だよね、、」

学校現場で子どもや保護者がよく言う言葉。
もちろん「いい先生」に越したことはないけど、「いい先生」ってどんな先生なんだろう?
もちろんケースバイケースによって「いい先生」の基準は異なる。ただ、個人的には以下のように一般化できると思っている。


「子どもたちを正しく導くために、
考え、行動し続けている先生」


先生はれっきとした職業である。
当然、お金を稼ぐために働いている、という考え方も出来る。
家庭を持てば、自分の身体は子どもたちや自分だけのものではなくなる。
様々な作業、やらなければならないことに追われ、視野が狭くなってしまう、それが仕事だ。

教員は大きく2種類に分けられると思う。

「理想追求型」
「現実適応型」

理想と現実のギャップを感じながらも、理想のために邁進しようとし続けるのが
「理想追求型」
理想は理想でしかない、現状にこちらが合わせるしかないと考えるのが
「現実適応型」
である。

教員は、子どもたちを正しく導く責務がある。これは紛れもない真実である。
正しく導くという理想はあるものの、そう上手くいかないのが現実、現場である。

個人的に思ういい先生は、
「理想追求型」と「現実適応型」
この両方を持ち合わせている教員である。

理想ばかり追い求め、現実を見れていない教員は言語道断である。
ただ現実を見すぎて教員の本来の目的や理想を見失うこともまた、教員としては望ましくない。

以下は『一番偉い人へ』(とんねるず)
という歌の歌詞にある一節である。

《社会とは、窓ガラス。
割らないルール》

組織としても、社会の一員としても、現実で既に決められた規準、守るべき規準を破ってはならない。

その上で、理想を追い求める姿勢を崩さず、行動し続けている先生。

向上心を持ち続けること。簡単なようで、社会に出ると難しいことなのかもしれない。だからこそ、こういう先生には、憧れる。