2022明治安田生命J2リーグ第39節 栃木SC戦 レビュー
前節の敗戦から1週間。
今節はホームに栃木を迎えた。
残留が懸かった大切な一戦。
結果はどうか。
1.スタメン
甲府
予想フォーメーションは4-3-3。前節からのスタメン変更は1人。鳥海が外れ、宮崎が入る。
栃木
予想フォーメーションは3-4-2-1。前節からのスタメン変更は6人。川田、平松、Cグティエレス、大森、黒崎、佐藤が外れ、藤田、小堀、鈴木、吉田、谷内田、福森が入る。
2.試合の流れと結果
前半19分
【甲府】山田がペナルティエリア手前の中央へ鋭い縦パスを送ると反応した石川がフリックする。最後は長谷川がシュートを放つが、うまくミートできない。ボールは枠の左へと外れてしまう。
前半21分
【栃木】谷内田が敵陣中央から縦パスを送る。高萩がペナルティエリア手前の中央で受ける。横パスは相手に当たってしまうが、粘ってつなげると、森がペナルティエリア内からシュートを放つ。しかし、ボールは枠を外れてしまう。
前半40分
【甲府】山田からの縦パスを受けた宮崎が前を向き、ペナルティエリア手前の中央から右足でシュートを放つ。しかし、ボールはGKに処理されてしまう。
前半41分
【甲府】関口がペナルティエリア右から浮き球のパスを送る。ペナルティエリア中央のウィリアンリラがヘディングで合わせるが、ボールはクロスバーに当たってしまう。
後半3分
【甲府】キッカーは荒木。左足でインスイングのクロスを送る。ペナルティエリア内のウィリアンリラがヘディングで合わせるが、ボールは枠を外れてしまう。
後半7分
【甲府】左CKを獲得する。キッカーは長谷川。右足でインスイングのクロスを上げる。ウィリアンリラがヘディングで合わせるが、ボールは相手に当たってしまう。
後半21分
【甲府】鳥海が左サイドの敵陣深くでロングボールを収めてペナルティエリア左へパスを送る。走り込んだ須貝が角度のないところからシュートを放つ。しかし、ボールは枠を外れてしまう。
後半29分
【甲府】石川がハーフウェーライン付近から浮き球のパスを送る。鳥海が反応して抜け出し、ペナルティエリア右からシュートを放つ。しかし、ボールは左のポストに当たってしまう。
後半34分
【栃木】高萩からのパスに反応したジュニーニョがペナルティエリア手前の中央から浮き球のパスを送る。根本が反応してペナルティエリア中央へ走り込むと、飛び出してきたGKに対してループシュートでゴールへ流し込む。
後半40分
【甲府】Eマンシャにレッドカード。
後半48分
【甲府】須貝が左サイドの敵陣深くから右足でクロスを上げる。三平がペナルティエリア中央へ走り込んでヘディングシュートを放つが、ボールは枠をとらえられない。
試合終了。0-1でアウェイの栃木が勝利。
3.MVP
途中出場で決勝点となる先制点を挙げた根本。栃木は試合全体を通してシュートが甲府よりも大幅に少なかっただけに、少ないチャンスを物にしたのは栃木に大きな自信を与えた。
4.来季もJ2での闘いに(あとがき)
昨日の試合結果により、甲府のJ2残留が確実になった。他力ではあったが、今までの積み重ねが功を奏した。
また、天皇杯は準決勝で鹿島を敗り決勝へ進出。
その勢いのまま次節へ向かい、来季、そして天皇杯へ繋げられるサッカーをしたい。