![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160727406/rectangle_large_type_2_1b3f7623d22e09f5dfe6526489e55728.png?width=1200)
嫁さんとの馴れ初め⑤
嫁はいつから俺のことを意識してた?
丸井のバーゲンセールに誘われて、初めてのキス。(馴れ初め③)
その翌週にドライブデートをして、夜の葛西臨海公園で告白(馴れ初め④)
そして元カレとお別れの北海道旅行から帰ってきて、正式に付き合い始めたわけですが、週末の土日もデートをしていると、ほぼ毎日顔を合わせているカップルになるなんて、夢にも思っていませんでした。
でも、本当実際に付き合い始めると、職場で仕事の話をする時にもお互いがちょっと意識し始めて、周りの敏感な人は「あれ?」って気づくんですよね。嫁と一番仲が良かったMさん(嫁さんと同じ年のこちらもすらっとした長身でめちゃめちゃオシャレな女性)に、付き合って2週間ほど経って、仕事帰り呼び出されました。会社近くのデニーズに行くと、嫁とMさんが待ってました・・・笑
実は入社半年ぐらいから好きだった??
私が席に着くなり、Mさんから「Yから、聞いたよ!おめでとう!」と言われる。恥ずかしそうに顔を見合わせる私と嫁。
Mさんによると、私が入社して、アウトソーシングセンターに配属になってから、数か月後には嫁さんが仲良しグループ6人組の中で「わっき~って、彼女いるのかな?」とか「わっき~って、何でもやってくれるよね?」と、休憩中に私の話題を結構振っていたらしいんです。他の女性は、新卒のどこの馬の骨かも分からない若造社員に興味なし!って感じだったそうです。
私が入社して、センターで研修がてらにオーダーの入力を手伝ったりして、もちろん入力エラーなどを出して、クライアントから怒られることもしばしばありました。ただ、今までそのセンターで従事していた社員が入力の手伝いをすることなど一切なく、私が初めてだったそうです。
周りのスタッフは入力エラーはアウトソーシングセンターとしては、売り上げ減になりますから、スタッフにしてみれば、自分たちの給与が下がるから辞めて欲しい。と思っている人もいたそうです。笑
そして、オペレーターが入力したデータは一度確定してしまうと、オペレーター自身が修正することは出来ず、オペレーターリーダーの人か社員しか修正できないシステムになっていました。なので、私が配属されるまでは、すべてのオペレーターがデータの間違いに気づくと、必ずリーダ―のスタッフのところに修正依頼に行っていました。それが、私の嫁はセンターでナンバー1のオペレーターなのでほとんどミスもありませんでしたが、1週間に1回、2回は入力を間違えるので、私が仕事に慣れてきたころから、嫁が間違えると必ず、私のところに来るようになったんです。
それをMさんは気づいていて、Mさん自身「もしかしたら、Yはわっき~のこと好きなんじゃないか?」と思っていたらしく、私が入社して1年ぐらいした時に、Mさんが嫁に聞いたそうです。「ねぇ~、あんたさぁ。わっき~のこと好きなんじゃないの?」って。
そうしたら嫁が「ないない!ないない!!だって、弟と同じ年だよ~!!年下嫌いだし!!」って言っていたそうです。
(実際に、嫁の下の弟とは私、同じ年です笑)
それを確認したあとだそうですが、Mさんから私も休憩時間中に「ねぇ~、わっき~はさぁ。Yのこと好きでしょ?!」って聞いてきました。
私は「はい。Yさんのこと好きですけど、絶対に僕なんて絶対に相手にしてもらえませんよ」と答えたのは覚えています。
Mさんは、その時に何とか私と嫁さんを突き合わせてあげたいと思っていてくれたらしいんです。ただ、仲良しグループ6人組の中には私のことを面白く思っている人もいたので、なかなか飲み会とかに誘ったりできず、かといって3人で会うっていうのも変だし、、、と想ってくれていたそうです。
運命の12月30日31日で気持ちが変わった?
Mさんが嫁の顔を見ながら、「わっき~がさぁ、年末にYから電話貰って、おかゆとかポカリとか、いろいろ買い込んで、Yのアパートに持って行ったんでしょ?!あの時に、Yがわっき~の気持ちに気づいたみたいだよ!」と教えてくれました。
「普通さぁ~、実家暮らしでそんな年末の大晦日にスタッフが風邪ひいたからって、わざわざ住所調べて、夜中にそんなもの持ってこないじゃん!あなた(俺)のYへの気持ちが分かって、嬉しかったみたいだよ!」
「それで、わっき~も好きだと思ってくれているんだったら、、って、丸井のバーゲンセールに行ったでしょ?!あの時もさぁ~、ホントは同じ日にうちらのグループでKさんとが行こう!って言ってたのよ。それをさぁ、Yがさぁ。わっき~と行きたいから!って、私(Mさん)に適当にいけない理由言って、翌日に行こう!って言って!!って言われて、大変だったんだから!」と教えてくれました。
そして、翌日6人グループで丸井のバーゲンセールに行く時に、嫁さんがいつも通りに遅刻してきたらしいです・・・笑。
その話を聴いて、丸井のバーゲンセールの帰りにレストランで食事したあと、なかなか交差点で別れられなくて、まだ、付き合ってもいないのに私がキスをしようとした時に、拒否されなかった理由が分かりました。
そして、嫁さんが付き合っていた34歳の商社の営業マンの人を私が携帯電話のメールでふった話もMさんは知っていました。笑
「あんた、スゴイね~!あの男にYを諦めさせるって相当だよ!」
(Mさんは、元カレさんとも会ったことが数回あったそうです。笑)
「二人の愛の力は本物だわ!!私も良い人みつけよう!」という話をして、その日はMさんに私と嫁との交際を祝福して頂き、ご馳走になりました!
そして、私と嫁さんが交際していることはセンター長、オペレーションリーダー、サポートリーダーと、嫁さんの仲良しグループ6人組のうち、私のことを良く想っていない2人の方以外には、私と嫁がそれぞれ伝えて、出来るだけ業務に支障が出ないように注意します!ということを伝えて、
■普段からお互いに職場では今まで通り接すること。
■一緒に出社しない。
■職場から二人でデートには出掛けない。
■お昼休憩は今まで通りで2人で食べに行ったりしないこと!
という二人のルールを決めて、付き合っていきました。
今日も読んで頂き、ありがとうございます。