2bp BTN vs BB turn 集合分析 ~A high~
こんにちは。NAOKIです。
このたびturnの集合分析を行ったので、結果をつらつら記事にしていきたいと思います。
今回はA high編です。
基本的なことは前回の記事に書いておりますので、ご確認ください。
flop
使用したflopを以下に記します。
A high part1
AcTd5s AcTd7c AdJs5s AdKsJs AdQs7s AdQs9s AdTs4s AdTs9s AsJs3d AsKd9s AsKdQs AsKs7d AsKs8d AsQd7s AsQsJd AsTs2d
AsTs6d の17種類(17×49=833サンプル)
A high part2
Ac4d3s Ac5d3s Ac6d4s Ac6d5s Ac7d3s Ac7d6s Ac8d2s Ad7s3s Ad9s8s As3s2d As4s2d As5s4d As6s3d As7d2s の14種類
(14×49=686サンプル)
A high part1の分析結果
turnのベットサイズが150%,80%,40%の時に、ベット頻度が30%以上あるボードファクターとチェック頻度が70%以上あるときのボードファクターを以下に示します。
上の結果より以下のことが分かりました。
①A high part1のターンは全体的にチェック頻度が低く、ベットサイズは大きいサイズが好まれる。
②Under&Lagだと150%ベットの頻度が上がる。
③Top-Mid&Straightだと80%ベットの頻度が上がる。
④Flashだとチェック頻度が上がる。
②~④を実際のボードを見て確認していきます。
②Under&Lagだと150%ベットの頻度が上がる。
flop AsQd7s turn 5h
ほとんど150%ベットorチェックでレンジを構成しています。
③Top-Mid&Straightだと80%ベットの頻度が上がる。
flop AsQd7s turn Kh
150%ベットも使用しますが、先ほどと比較すると80%ベットの頻度がかなり上がっています。
④Flashだとチェック頻度が上がる。
flop AsQd7s turn 3s
ナッツフラッシュ等でわずかにベットしていますが、弱いフラッシュを含めレンジでチェックをしています。
A high part2の分析結果
turnのベットサイズが150%,80%,40%の時に、ベット頻度が30%以上あるボードファクターとチェック頻度が70%以上あるときのボードファクターを以下に示します。
上の結果より以下のことが分かりました。
①A high part2のターンはほとんど150%ベットorチェックのポラライズ戦略を用いる。
②Top-Midだと150%ベットの頻度が上がる。
③TopがPairになると40%ベットの頻度が上がる。
④Mid以下でPair,Straight,Flashだとチェック頻度が上がる。
②~④を実際のボードを見て確認していきます。
②Top-Midだと150%ベットの頻度が上がる。
flop As6s3d turn Jc
150%ベットorチェックの戦略をとっており、ほかのサイズは使用しません。
③TopがPairになると40%ベットの頻度が上がる。
flop As6s3d turn Ah
大きいサイズは使用せず、ほとんど40%ベットのみを使用しています。
④Mid以下でPair,Straight,Flashだとチェック頻度が上がる。
flop As6s3d turn 6h
flop As6s3d turn 2h
どちらもチェック頻度がかなり高いですが、使用するベットサイズは
150%のみです。
A high まとめ
今回の集合分析の結果をまとめを以下に記します。
①A high part1のターンは全体的にチェック頻度が低く、ベットサイズは大きいサイズが好まれる。
②Under&Lagだと150%ベットの頻度が上がる。
③Top-Mid&Straightだと80%ベットの頻度が上がる。
④Flashだとチェック頻度が上がる。
①A high part2のターンはほとんど150%ベットorチェックのポラライズ戦略を用いる。
②Top-Midだと150%ベットの頻度が上がる。
③TopがPairになると40%ベットの頻度が上がる。
④Mid以下でPair,Straight,Flashだとチェック頻度が上がる。
最後に今回の集合分析のexcelシートを公開します。
ご自由にお使いください。
次回は激動の「2bp BTN vs BB turn 集合分析~K high Q high~」編です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?