2bp BTN vs BB turn 集合分析 ~K high Q high~
こんにちは。NAOKIです。
このたびturnの集合分析を行ったので、結果をつらつら記事にしていきたいと思います。
今回はK high Q high編です。
基本的なことはこちらの記事に書いておりますので、ご確認ください。
flop
使用したflopを以下に示します。
K high
Kc5d4s Kc6d3s Kc6d4s Ks8s2d Kc9d5s KcJd8s KcQdJs Kd5s4s Kd7s6s KdQs2s KdQs7s KdQs9s KdTs3s Ks3d2s Ks4d3s Ks5d4s Kc8d2s KsJd6s KsQs3d KsQs7d の20種類(20×49=980サンプル)
Q high
Qc3d2s Qc6d4s Qc7d3s Qc8d4s Qc9d4s QcJd4s QcJd9s QcTd2s QcTd5s Qd6s2s Qd7s5s Qd9s5s QdTs5s Qs7s4d Qs8s2d Qs9d5s QsJd2s QsJs5d QsJsTd QsTs2d の20種類(20×49=980サンプル)
K highの分析結果
turnのベットサイズが150%,80%,40%の時に、ベット頻度が30%以上あるボードファクターとチェック頻度が70%以上あるときのボードファクターを以下に示します。
上の結果より以下のことが分かりました。
①Lagで150%ベットの頻度が上がる。
②一部ボードのTopで80%ベットの頻度が上がる。
③Over&Straightありで80%ベット、40%ベットの頻度が上がる。
④Over&Straightなしで150%ベット、80%ベットの頻度が上がる。
⑤Mid or Botでチェック頻度が上がる。
①~⑤を実際のボードを見て確認していきます。
①Lagで150%ベットの頻度が上がる。
flop KdTs3s turn 8c
ほとんど150%ベットorチェックでレンジを構成しています。
②一部ボードのTopで80%ベットの頻度が上がる。
flop Ks3d2s turn Kh
flop KdTs3s turn Kh
K以外が小さくコネクトしていると80%ベットの頻度が増加する傾向があります。
③Over&Straightありで80%ベット、40%ベットの頻度が上がる。
flop KdTs3s turn Ah
④Over&Straightなしで150%ベット、80%ベットの頻度が上がる。
flop Ks8s2d turn Ah
⑤Mid or Botでチェック頻度が上がる。
flop KdTs3s turn Tc
flop KdTs3s turn 3c
ほとんどレンジでチェックしています。
Q highの分析結果
turnのベットサイズが150%,80%,40%の時に、ベット頻度が30%以上あるボードファクターとチェック頻度が70%以上あるときのボードファクターを以下に示します。
上の結果より以下のことが分かりました。
①Lagで150%ベットの頻度が上がる。
②Over&Straightありで80%ベット、40%ベットの頻度が上がる。
③Over&Straightなしで150%ベット、80%ベットの頻度が上がる。
④Mid or Botでチェック頻度が上がる。
⑤Flashカードが落ちた時、Q highの方がK highよりもベット頻度が高い。
①~⑤を実際のボードを見て確認していきます。
①Lagで150%ベットの頻度が上がる。
flop QcTd5s turn 2s
ほとんど150%ベットorチェックでレンジを構成しています。
②Over&Straightありで80%ベット、40%ベットの頻度が上がる。
flop QcTd5s turn Ah
③Over&Straightなしで150%ベット、80%ベットの頻度が上がる。
flop Qs8s2d turn Ah
④Mid or Botでチェック頻度が上がる。
flop QcTd2s turn Tc
flop QcTd2s turn 2c
チェック頻度がかなり高く、打つなら150%ベットを使用します。
⑤Flashが落ちた時、Q highの方がK highよりわずかにベット頻度が高い。
flop Qs8s2d turn スペード (平均ベット頻度 33.65%)
flop Ks8s2d turn スペード (平均ベット頻度 30.62%)
K high、Q highはflopで広い範囲でベットしているので、Flashカードが落ちた時、広い範囲でチェックすることになります。
この際、boardにKsが落ちた時よりQsが落ちた時の方がIP側が持っているフラッシュのコンボが多くなるので、ベット頻度がわずかに上がります。
K high Q high まとめ
今回の集合分析の結果をまとめを以下に記します。
K high
①Lagで150%ベットの頻度が上がる。
②一部ボードのTopで80%ベットの頻度が上がる。
③Over&Straightありで80%ベット、40%ベットの頻度が上がる。
④Over&Straightなしで150%ベット、80%ベットの頻度が上がる。
⑤Mid or Botでチェック頻度が上がる。
Q high
①Lagで150%ベットの頻度が上がる。
②Over&Straightありで80%ベット、40%ベットの頻度が上がる。
③Over&Straightなしで150%ベット、80%ベットの頻度が上がる。
④Mid or Botでチェック頻度が上がる。
⑤Flashが落ちた時、Q highの方がK highよりわずかにベット頻度が高い。
最後に今回の集合分析のexcelシートを公開します。
ご自由にお使いください。
次回は波乱を呼ぶ「2bp BTN vs BB turn 集合分析~J high T high~」編です。
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