研修医から見た病院選び
こんばんは、サッカー大好き青年です。研修医生活は、早くも1ヶ月が経とうとしています。あっという間でしたし、何より国試と全然違います。国試的な知識が役立つのは今の所ごくわずかです。栄養や輸液はどうする?など学生時代に全く意識してないことだらけです。国試の成績が良くても、いい研修医かどうかは定かでありませんが、知識がたくさんあることは絶対プラスなので、勉強はしましょう。
さて、今日の本題は実際研修医になって感じた病院選びのポイントを話したいと思います。私の病院でも来週から見学生が来るらしいです。マッチング前の6年生にとっては大事な時期なので有益な話ができればと思います。
*緊急事態宣言が出たので病院見学はどうなったかわかりません。
①同期の数
2年間の研修において、同期という仲間の存在はかなり重要です。色々グチを言い合い、少しでもガス抜きしないとやっていけません。私の病院は同期が10人ほどいますが同期に日々助けられています。病院の雰囲気によって同期の雰囲気もなんとなく偏りはあるのですが、同期がある程度多いほうが、同期ガチャに失敗する可能性は低いかと思われます。同期が5人以下のところはあまりオススメはしません。少ないなら少ないなりの良さはあると思いますが、部活が大好きだった人や陽キャの人は同期の数が多いほうをお薦めします。
②研修医室の有無
以前は研修医室の有無の重要性をわかっていませんでしたが、これかなり重要です。研修医室があるだけで自分の空間があることになるので、上の先生の目を気にせず休んだりできます。これがないと上級医の目にさらされることもあると思うので、ストレスが徐々に溜まる気がします。
③労働形態
これは以前から述べてますが、休日はいつなのか、日勤、当直の体制、夏休み、年末休みについて、時間外について、普段の帰る時間などは把握しときましょう。これについてしっかりわかってるかでだいぶ病院選びが変わります。私はその点はしっかり失敗しました。
④1個上になる先輩たち
これも大事です。やはり研修医1年目は素人です。色々教わらないと手技や病院のルールがわからないままです。そして2年目の先生方はかなりすごく見えます。なんでもこなせちゃいます。頼りになります。その2年目が合わなそうな人達であればなんか嫌ですよね。キモすぎる奴がいる病院はやめときましょう。それ以外はだいたいはいい人の集まりなはずです。これは除外診断に使いましょう。
⑤カリキュラム
これは知っとくといいよくらいな軽いもんです。選択が何ヶ月あるか、救急3ヶ月とか書いてあるけど、その救急3ヶ月ってどんな中身なのか知っとくのはいいと思います。内科志望だから、外科の期間が短い病院にしようとか思ってたのに外科がたくさんあるのなんでだろうということになりかねません。救急にマイナ外科が組み込まれるところもあると思います。
今回はここまでにしときます。改めて今回は研修医になって感じたポイントです。
他にもポイントはありますが、基本は今までの記事に書いてあるつもりです。
緊急事態宣言も出てさらに見学が大変になった人も多いと思いますが、絶対大丈夫です。都内に来たいという地方の人は諦めたりしないでください。大丈夫です。聞きたいことがあれば遠慮なく連絡下さい!