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2023年3月28日

これは、わたしが産業カウンセラーとして社内SNSで発信した記事です。

おはようございます😃

わたしが大変お世話になっている方で、学習塾の先生を30年続けていらっしゃる方がいます。

その先生と最近お話したとき、先生が「保護者のお母さんたちと面談すると、お母さん方が口を揃えてこう言うの」とおっしゃっていました。

「うちの子はできないので」
「うちの子は家ではこうで…ぜんぜんダメなんです」

みーんな、我が子の評価が低いのだそう。

先生から見たら、子供たちはみんな素晴らしすぎるくらいなのだそうです。才能があると心の底から褒めても、全然受け止めてくださらない、とおっしゃっていました。

しかも、自分の評価も低くて、「わたしはダメな母親だから」「親としてうまくできていない」というお母様たちに、「そんなことない。よくやってるよ」と声をかけ続けているとのこと。

それを聞いた時、私たちって「ないもの探し」が本当に上手だよなぁと感じました。

わたしにはこれが足りない
これがない、あれがない

この会社はこれが足りない

この社会はこれが足りない

不足に目を向ける癖ってなかなか取れないよなぁ…と。
それは、

「◯◯にならないようにしなさい」
「◯◯してはいけません」
「◯◯できるようになりなさい」
「◯◯すべき」

と【目指す】教育を受けてきたからなんですかねぇ🥹

もちろん、お母さん方も、謙遜で言ってるのかもしれません。

「うちの子供達最高ですよね」「わたしは母として完璧だと思います」と慢心したり、自分に満足してしまったら、成長できないじゃない ☹️ って思うのも理解できます。

でも、

😑わたしにはなにもない。だから評価されるために、自信をつけるために◯◯を身につけなければ

というのと、

🤩わたしには力がある!これがやりたいから、絶対に実現させる!

というのでは、成長の度合いも、心の満足度も、疲弊度も違うと思うのです。

このお話を聞いてから、わたしはさらに自分の中の【ある】に目を向けるようにしています。

「今日はすぐにこの仕事に取りかかれた」
「今日は仕事でひとつ効率の良い方法を見つけた」

たとえ、人から見たら「いまさらそれ?」な仕事のスキルでも、私の中では、「できた」だし、「ある」。その意識をもった上で、頭に浮かぶ仕事上の「望み」を叶えていくことが、自己実現であり、成長なのかなと思っています。

今日もよくやってるよ

と声をかけながら、一つずつ丁寧に仕事をこなしていこうと思います!!!!

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