2023年1月20日
おはようございます😃
Be nice to others.
Tさん(社員さん)が私たちに教えてくださり、社長も全社ミーティングなどでたびたび伝えてくださっている言葉です。
「アイツが〜してくれない!」と不満が生まれるとき、なにが起こっているのか、
一昨年、こころのサポート部屋で書いた記事を再掲しますね ✨
なんで自分は拗ねちゃうのか?
そんなことにもぜひ考えを巡らせてもらいたいなと思います 😃
「あの人が〜してくれない!」と思ったとき
今日は、「不満」についてパート2です。
すごくそばにいる人に、不満があったとき、どんな風に表現していますか?
もしくは、友達にその人の愚痴を言う時どんなふうに言いますか?
「いつもあの人は家で何もしてくれない」
「いつもあの部下はここで気を利かせてくれない」
「いつもあの上司は話を聞いてくれない」
そんな表現になることありますよね。
この「くれない」で頭の中がいっぱいになった時は要注意なのだなぁと最近感じました。
なぜそう感じたのかと言うと、私自身の頭の中にこの言葉が浮かんできた時に、いつもと表現方法が変わっていることに気づいたからです。
いつもならば、「これ、片付けてほしいなー」と伝えているのに、その時は「なんで片付けてくれないの⁉︎」と、怒り💢マークとともに言葉を投げつけていたのです。
(だいたい、そういう時、相手は聞いてくれませんね(笑)。怒り💢マークしか届いておらず、内容はむしろ届かない。)
「〜してくれない」という表現になるとき、私の中には、
「わたしのことをわかってくれない」
「もっとわたしの気持ちわかってよ」
「わたしの頑張り認めてほしい」
などなどの本音がある。でもそれを伝えるより前に怒りを表現することで、相手の気をひこうとしているのだと思います。
ふてくされたり、拗ねる場合も同じですね。
本当はわかって欲しいだけなのです。だけれど、その本音を伝えて断られたら怖いし、そんなこと伝えたら恥ずかしいし。
そこで、不機嫌な態度を示したり、無視してみたり、嫌味を言ったりすることで、気を引こうとし、こちらのご機嫌を伺ってもらおうという魂胆(笑)。こう書くとなんだか自分が可愛くなってくるな😂
心理学では、小さい時に親から愛情をもらおうとして取った行動によって「愛がもらえた」と本人が感じ取った時、その行動を大人になっても繰り返すというのがあるんです。
たとえば、いつもは親が冷たいのに、病気になると優しかった、と言う場合は大人になっても病気を繰り返したり。不機嫌になってふてくされると親がご機嫌を取りに来てくれたとなると、大人になっても寂しい時に不機嫌な態度を取り続けたり。
子供の頃からの癖が行動パターンとなるような感じです。
しかし、拗ねたり不機嫌になることで周りからご機嫌をとってもらおう、というのは、子供の頃の癖に関わらず、大多数の方々が持ってしまう態度のような気がしています。
なぜなら、不機嫌になったり無口になったりしたら、注目浴びられるので。「あれ?なんかご機嫌ナナメかな?」って周囲が気を遣ってくれますよね😅
とにかく注目が欲しいのです、わたしたちって(涙)。
だけれど、こういう態度で注目を浴びられたとしても、いやーな気分はお互いに残ったままなのです。それはなぜかというと簡単です。
本音を言っていないからです。
実は、相手にどう思われるかを気にする人のほうが、防衛的で、嫌味を言ったり、人が困ることをしたりしがちです。
「〜してくれない」と言ってしまえば、完全に相手が悪いことにできます。相手が悪い!人が悪い!周囲のせいにして、自分は悪くない!ということも伝えたい。これも一種の防衛本能ですよね。
だけれど、一番欲しいものは、
注目なんです。
こっちを見てほしい、かまってほしい。褒めて欲しい。
その本音を伝えることができないし、満たされないし。それが、捻れた形で表現されてしまうのです。
拗ねたくなったら
「〜してくれない!」とプンスカ\٩(๑`^´๑)۶/態度になりそうな時は、そのまま怒ってももちろん良いですが(我慢するよりはよっぽどましです)、まずは、自分との対話が一番大切です。
本音は何か?
と自分に聞きます。もっと自分を大切にしてほしいとか、かまってほしいとか、そんな奥底の本音が見えたらこっちのもの。
じゃあ、なんでそんな思いが出てくるのでしょうか!!!
なぜ、もっと人に見て欲しくなるのでしょう!!!!!!!!
どぅるるるるるる(ドラムロール笑)
しゃーん!!!
そうです!!!!!
自分の気持ちを自分がちゃんと見ていないからです!!!!
なにか我慢していることがあるからです。自分の気持ちをしっかり満たしていないからです。
その我慢を人のせいにして、自分を守ろうとする時、こんな態度になってしまいます。
人にいつもいつも💢をぶつけたくなるときは、自分自身との対話が足りない時です。だからまずは、自分としっかり話をするといいんですよね。
なにが一番しんどいのか?なにを我慢しているのか?本当にやりたいことはなんなのか?
そして、相手に変えて欲しいことがあるのならば、素直に相手に伝えます。
「なんだか、普段家のことをやっていると疲れてしまうから、少しだけ手伝って欲しいな」
「こういうところで、動いてくれると、こちらは助かるから、少し先を考えて動いて欲しいな」
「もっとコミュニケーションをとってわかりあいたいです。もう少しお話する機会を作りませんか?」
などなど。
相手に💢マークを投げつけると、💢マークしか返ってきませんが、そっと本音を伝えると、きちんと相手も答えてくれることがあります。そちらのほうが、お互い気分が良いことの方が多いです(これはアサーションというコミュニケーション方法です)。
これは、パートナーシップでもいえることですし、社内でのコミュニケーションでもいえることです。
まずは、自分の気持ちをしっかり見ること。人から埋めてもらわずとも、自分自身が自分自身を満たせるようになること。
そして、相手に対しては、本音をそっと伝えること。
これらができると、人間関係は、前よりずっとうまくいく気がします。
これは、わたしも経験、実証済みです!!!
人に向いた目を、自分に向けると、解決は早いですね👍
社長が繰り返しおっしゃっている Be nice to others.(Tさんがもともと発信してくださった言葉)は、どうすれば実現できるのかというと、まずは、自分自身に優しくするところからなのです。不満だらけの方が、優しくご機嫌であるのを見たことがないです(笑)。自分をしっかり満たしていくことが、周囲へ優しさを滲ませる唯一の方法だと思います。