赤ちゃん待ちの方へメッセージ【5】〜人から不妊についてなにか言われた時〜
7年不妊で苦しんだ主婦です。重度の男性不妊で、自然妊娠はできないといわれていました。
でも、自然妊娠で、2人の男の子を授かっています。このメッセージブックは、悩んでいた頃のわたしに向けて書きました。少しでも、楽しく赤ちゃん待ちができますように、未来のお母さんへ、シェアします。
たとえば、親から。
友達から。
赤ちゃんのことについて、傷つくことを言われた時。
その言葉がくりかえし頭の中をめぐって、離れないかもしれないね。
なんで、そんなこと言うんだろう。
そんなこと言わなくてもいいじゃない。
言った人の顔がいつも目の裏に浮かんでくる。
そんなときは、
言われた「事実」ではなくて、
言われたときの、「あなたの気持ち」に
フォーカスしてみて。
「わたし、あんな風に言われて本当に嫌な気分になった。」
「わたし、あの言葉に傷ついて、悲しくなって、自分の存在が小さく感じた」
言った人のことではなく、言われた側の自分の気持ちをしっかり感じるの。
怒りの気持ちがわいたなら、その怒りをわーっ!とひとりで叫ぶのも方法のひとつ。
相手にぶつけるのではなく、ひとりの時間に、クッションに顔をうずめて叫んだり、暴れてみたり、なにかを殴ってみたり……。
怒りの気持ちも全部出してみてね。
悲しみの気持ちがわいたなら、ひたすら涙を流して、悲しいって口に出してごらん。
そして、自分自身にこう声をかけてほしい。
あなたの価値は人が決めるんじゃない
自分で決められるの。
あなたの人生は、人からの言葉では決して汚されない。
あなたは、人から何を言われようと、素晴らしいのに変わりない。変わりないよ。
目をつぶって。
自分自身の体をしっかり感じてほしい。
あなたには、あなたがいる。
あなたという味方がいる。