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東方原作ノーミスノーボム狙う時に考えてること
thpracの使用を前提としています。
全機体やることを想定した考え方なので強機体1つだけやる場合には過剰なことも多いと思います。
個人の考えであって道筋に正解はありません。参考程度に見てください。
過剰書き箇所に関しては書き切ってない事もあるはずなので思い出したら追記するかも。
信用しているプレイヤーのリプレイを録画する
すぐ確認できるようにいくつか録画しておきます。
個人的な信用できるプレイヤーの基準は以下のいずれかです。
・パターン作成に定評がある(力だけで解決していない)
・長期間同じ作品を詰めている
・全機体NNしている(強機体は雑なこともあるので後半に達成した機体がいいかも)
覚えれば安定する箇所のパターンを作る
1から作る時もあれば誰かのパターンをコピーする時もあります。
1から作ると面白い発想が出ることがあったり、後々安定しなくなって方針変更する時に経験から引っ張り出せたり、土壇場で経験が活きたりするので、メリットがないわけではないです。
何より一度しかできない経験なので…。
覚えるだけの箇所を優先して、気合が絡む箇所は一旦ふんわり動きを作るだけにしておきます。
安定しさえすればいいので、内容はそこまでこだわってません。
ただ体力消費の少ないパターンだと嬉しい。
ステージごとに進め、完成したら都度1面通してリプレイをとって、それを見ながらやり方を忘れそうな箇所のコツや目印などをメモっておきます(人はすぐ忘れる)。
この後何度もやる事になるのと、睡眠を挟むと勝手に覚えている事も多いので、覚えきろうとはしません。低層ほど適当です。
気合が絡む箇所の方針を作る
ここは1個ずつ丁寧に、とにかくやり込みます。(次の項とセットで1面ずつ進める事が多いです。)
通しの緊張下での突破率を上げるためには絶対的な自信が必要で、その自信を持つためには完全に納得するまで考えて、方針は全て決めてあるという状態が必要だと思っています。
事前に方針が完全に決まっていないと、緊張でわけわからん事して被弾するアレや、微妙に突破率が悪い場所に気付かずに通し続けて、気付けば何時間も溶かしているアレが高確率で起きます。
折込済みの被弾が多くなってくるため、被弾時の精神的ダメージも小さく済み、機械的に通しができるようにもなります。
弾幕の傾向は様々ありますが、個人的に共通して考えている事を並べておきます。
目線の場所、動かし方、広さ、自機の位置取り等は必ず固定化する(これらの意識的な部分と具体的な誘導方法等のパターンを合わせて方針と呼んでます)
方針が決まってきたら思い出せるレベル感で全てメモっておく
後から方針が変わった場合、古い方針は消さずに残しておく(結局戻ってくる場合に使えるのと、一度考えて捨てたはずの方針をもう一度考察してしまうアレを防げる)
論理的に考えるよりも試せることをランダムに試してみた方が良い方針が出てくることも多い、自分は動画を撮って傾向を分析するよりもこちらを使う事の方が多い(例: 見る方向、注視する弾、近付いて見る・引きで見る、敵の誘導方向、誘導タイミング、発狂タイミング、避ける位置、などなどなど)
適当に試して上手くいった方針を採用する場合は、後付けでなぜそれが上手くいくのかを理由付けしておくと自信に繋がるしより良い案が出てくることもある(例: サフォケイションは大きい陰陽玉を意識すると何か避けられるっぽい→恐らく小さい陰陽玉だけで詰む事はほぼないから)
2択でどっちもどっちな方針で迷って決められない時は、ノックの突破率で決めるよりは、どちらかに無理やりにでも理由付けして自分を納得させて決める
調子の良い日しかできない方針があって、それが最も突破率が高くなるようなら、それも採用しつつ調子の良くない日用の方針も作っておく
中々しっくりこない時でも絶対にもっと良い方針があるはずという意識で諦めずに考える
適当にやって8~9割ぐらいのものもきちんとやる、こういう所は10分練習しただけでほぼ当たらなくなるみたいなことがありがち、雑でも10割近い奴は適当で
弾幕地獄等の最難所では自機から目を離すことが必要になってくるが、どれくらい目を離すかは事故率と相談して決めておく。被弾の瞬間まで弾が見えていてなぜ被弾したかわかる程度に留めておくのが個人的な判断基準。謎被弾が頻発するようなら自分の視野や精度の限界を超えたアプローチをとっている可能性があるので自機寄りに視線を戻す。謎被弾を許容した方が結果的に突破率が良い場合もたまにある。
難所では特定の弾を注視せずに自機少し前方の同じ範囲を見続ける意識が有効なことが多い(場で見る意識って呼んでる)
人と相談する、詳しい人に意見を聞く、ブログやツイートを漁る、アドバイス歓迎配信をしてみる
ノックの突破率よりも自分の納得を重視する
ノックは方針が良い感じかの確認や方針の定着、よく当たるパターンの模索、新しい発想が出てくる可能性への期待あたりを目的としてやるべき、ノックしたからといって突破率が上がることは少ないので、頭使わずにノックするのはやめておく
参考までにレクイエムのメモを貼っておきます。
文量は多いですが、ある程度無意識でもできるようにノックで落とし込んでいます。
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misoさんのノーアイテム攻略シートの区間解説やLirioさんのLNNブログも参考になると思います。
自分はここまで詳細には書いていませんが…。あと自分の場合は感覚に寄った部分の記述が多くなりがちです。
https://t.co/kMtEvDpQf1
— 晩のだいこんみそしる🌈 (@miso_whiteR) May 1, 2023
ノーアイテム攻略シート。眠っててわかりにくいですが最近また更新してます。手順よりプレイ中の意識をもっと増やしたい。
(引き算してないのでえらく見づらいままだけど、動画にないことはほぼ全て書いてるつもりです)
徐々に範囲を広げてプラクティスをする
ここまでくれば一旦全箇所について方針が決まった状態になると思います。
ここでいきなり通したくなりますが、その気持ちをぐっとこらえてステージプラクティスをします。
この時、最初は道中前半を通して事前に決めた方針を意識しながら完璧にこなせるよう練習し、次は後半通して完璧に、次はボスを通して完璧に、そこまできたらステージプラクティスを完璧に、という風に徐々に範囲を広げていく練習をしています。
定着が早まるのと、「スペプラならできるのに・・・」の確率を減らせる気がします。
道中・ステージプラクティスは程々で大丈夫ですが、ボスに関してはある程度しっかりやり込むと吉。
進めているうちに、個別プラなら大丈夫だったけど通してやってみると不安な箇所が必ず出てきます。
少しでも、ほんの少しでも不安に思う、やっていて気持ち悪い箇所があった場合は個別プラに立ち返って詰め直します。
これを納得するまで繰り返します。
全体的に固まってきたら4~6面通して再現可能か等も試してみて良いと思います。NNならそこまでやらないことも多いですがスコアタだと割とやってます。
最後に1, 2回ほど、被弾しても続ける予定でノーボム通しをやります。
そうするとプラ通しでは大丈夫だったけど通してみると不安な箇所が出てくるので(略)。
通しだと不安箇所を忘れがちなのでメモりながらやるといいです。
通す
ここまで来たらようやく通し始めます。
通しパートで考えてることを下に列挙します。
不安に思う箇所やもうちょっと何とかならんかと思う箇所が出てきたら都度個別プラに戻る(調子が良い日かつ許容できる程度の場合は調子が落ちるまでは通してその後にやることもある)
緊張しすぎないようにするため・間違ったことをしないようにするために時々最後まで通すようにする(5凸したら通すとか1日に1回は通すとか、定期的に6プラ通すのもあり)
睡眠不足の日やプラしてみて明らかに調子が悪い日はプラに注力する(この状態で運良く終盤まで通って被弾すると最悪の気分になるので)
方針が頭から抜けてきて下手になることがよくあるので、特に難所は時々メモに立ち返るようにする
コンディションの良い日の限られた集中力を無駄にしないために低層を適当にしない
コンディションの良い日の最初の集中力を無駄にしたくないので、通す前の練習メニューは事前に最低限で決めておく(5・6ボスのプラ→気になった箇所→難所数個とか)
負け癖がつきそうな箇所、ついた箇所は個別プラに立ち返ってやり直し、仕上がってきたら通しでの再現性を上げるためにそのボスの通しプラも必ずやる(ここまでやっても後半であるほどどうあがいても緊張してしまうので勝て始めるまで負け癖が抜け切らない事は多い)
浮気しない
以上です。皆にも書いてみてほしいな~。