Brooks Hyperion Elite4 PB
こんにちは、名古屋市南区にあるスポーツショップ「スポーツスタジアムソブエ 」ランニング担当の山田です
早速note.一発目の記事がかなりニッチな記事となってしまい
ましてやなぜか2024年の最終営業日に・・・
全然「人生をもっと楽にするためのランニング」ちゃうやんけ!って自問自答しながらキーボードを叩いています
っというのもInstagramにて表題のシューズをレビューしてくれとコメントを頂き
こりゃ公式ウェブの記事で書くのもなんか違うよなぁと思ったので
いつも仲良くしていただいている「HachiRun」の一柳さんを倣いnote.にて発信しようと思った次第です
さてさて、このBrooks Hyperion Elite4 PBというシューズですが
発売中に素材が変わるという謎のマイナーチェンジを果たしたわけですが
ミッドソールが超臨海発泡EVAからペバックスというポリ系の素材に変わりました
しかも価格は同じ。
そもそも超臨界発泡EVAとペバックスってなんやねんって話ですが
敢えて難しい話はザッと省略して
・超臨界発泡EVA
別名スーパークリティカルフルード ←中二病みたいな名前ww
石鹸大くらいのEVAを一定の高温、圧力下で6畳間いっぱいまで膨らませたものを
さらにギュッと圧縮した高反発高耐久素材のこと
・ペバックス
発泡スチロールみたいな素材を鋳型みたいにグリっとくり抜いたり押し出したりして形成した超ミラクル高反発軽量素材のこと
こんぐらいで覚えておけばOKです
んで、大きな違いは
「反発力」「重さ」「耐久性」です
・超臨界EVAの方が反発が弱く、重量もあるが高耐久
・ペバックスの方が反発が強く、軽いがへたりが早い
っつーこと。
なので、今回のマイナーチェンジは
耐久性を捨てて、軽さと反発力を優先したというセッティングであるということです
そこで、どれくらい変わったかというと
わかりやすく数字で出しやすい重さはこちら
従来タイプ
27cmで片足216g
まぁこれでも十分軽いんですが、PBの方はというと
27cmで片足196g
さらに20gも軽くなりました
20gってランニングシューズ界では相当ですよ
体感としてめちゃくちゃ軽くなったと感じます
んでは肝心の走り心地としては
これは完全に好みが分かれる微妙なラインだと思いました
従来タイプは「送り出し」重視
やや硬めで、グッと足が前に出る感じ
硬さゆえに足裏に不安も感じる
PB変更後は「跳ね感」重視
特に前足部がバイン!って跳ねる感じ
跳ね感が少しグラッと不安定にも感じる
といったところでしょうか
これは正直、優劣つけ難いです
どちらにもこっちがいいっていう方がいそうな気がします
私の同志でもあるブルックス看板娘の「平田ひより」さんは
※PB変更後でPB更新したようなので、軽さと跳ね感がうまくいったパターンでしょうか
(※ペバックスでパーソナルベストというオヤジギャグみたいなノリです)
ただ、どちらのバージョンも現在並行販売されており
ナ○キのなんとかフライやアシ○クスのなんとかスピードみたいな
超極端スペックトンガリシューズとは違って
そんなにストイックじゃないし、私は楽しんで走りたいだけなのにという
ちょっとタイムを意識はしているけど、ゴリゴリ競技層ではないという
セミアスリートにも楽しく履いていただける感じです
ライバルは
Puma ディヴィエイトニトロエリート2
Saucony エンドルフィンエリート
といったところです
さて、これを最後まで読んだアナタ!
アナタはもうドップリ山田教の信者ですので、ぜひ店頭にて履いてみてください
それでは店頭にてお待ちしております!