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スタッフミーティングより 9

2020年5月9日 昼ミーティング

1.ティール組織に関する読書感想

『ティール組織』(フレデリック・ラルー著)

※「相武台脳神経外科」で働く仲間とともに、『ティール組織』(フレデリック・ラルー著)を読み、それぞれが考えさせられた内容を共有しています。 目的のために進化し続けられるクリニックであるために。 日々勉強しています。

◆◆スタッフからのコメント◆◆

 制服を発明したのは順応型組織で、制服でその人の役割・階級が分かるようにしたそうです。
服は言わば社会的仮面で、その役割に縛りつけるものという存在だったそうです。
 今私達もそれぞれの部署でそれぞれの制服を着ています。 
それによって役割に縛られているとは思いたくないですが、役割に合わせて着ている事は間違いない事実です。
どうしたら縛られないで働けるか考えながら仕事をしていきたいです。

◆◆加藤院長のコメント◆◆

  制服が分かれている事で逆にその仕事に誇りを持てたりする良い面もあります。 
一方でその役割でしか仕事ができなくなるという側面もある。 
それを取り払っていくには今仰られたように「どうしたら囚われずに出来るだろうか」という意識を持つ事でバランスが取れるようになるのだと思います。 
全体でやっていく中で便宜的なものとのバランスがが必要です。
順応型の形はリスクが少なく安定します。 
ただそのままでは進化して行きません。 
従事者それぞれが自立した意識を持とうとする事でその組織は進化型になっていくでしょう。
進化型というのは形ではなく、それぞれのスタッフがどれだけ囚われずに出来るだろうかと意識を持ち実践できるか、という事です。
順応型組織はある程度統制が取れるので、例えば今のコロナ対策のように皆が家から出ない事で感染のリスクを下げる事はできます。 
ただ底辺にいて何も考えないままでは奴隷的になってしまう。 
進化型になっていくように意識を持つ事で良い組織に変わっていくと思います。
形を求めるのではなく「今の状態でどれだけ自分が自立して生きていけるか」という事に挑んでいると楽しいと思います。
今私達が生きていけるのは当然ではなくて、御先祖様が頑張って作ってきたから今の世界があります。 
自分は恵まれていると意識するところから始まるのが、主体的に生きることの出発点です。 
そうすると富や助けが寄って来る。 
こちらから助けて助けてとばかり言っていると嫌なオーラが出てしまうが、有り難う有り難うと言っていると結果的にいろいろな人が助けてくれるようになります。

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