ティール組織勉強会 第Ⅰ部 第1章 変化するパラダイムー過去と現在の組織モデル~多元型組織(P55)
<著書 要約>
多元型組織の特徴②
価値観を重視する文化と心を揺さぶるような存在目的
強烈な文化の共有。
現場の最前線の社員が、がんじがらめのルールではなく、組織で共有されているさまざまな価値観に包まれて、正しい判断をする者として信頼される。
達成型組織では、戦略と執行が絶対であるが、多元型組織で最も重要なのは、その会社の文化だ。
多元型組織の特徴③
多数のステークホルダーの視点を生かす
営利企業は、株主の視点で経営されるべきだ、と達成型パラダイムは考え、投資家を最優先するというスタンスが、長期的に見ればあらゆるステークホルダーの利益になることを説明するときによく引き合いに出されるが、多元型ではすべてのステークホルダーに責任を負う。
◆◆スタッフYさんの感想◆◆
強烈な文化の共有、それに基づき主体性を持って行動する、多元型組織の特徴を見られたように思いました。
③に関しては、形式的には株式会社とはまずは株主利益、会社存続が目的だと私の頭にあったのですが、あらゆる利害関係者の利益を念頭におけばそこにもつながることだなと思いました。株主利益と従業員利益は両立するのかという話になりますが、バランスをとることが必要なのかなと思いました。
◆◆スタッフNさんの感想◆◆
私は株式会社で勤めたことはありませんが、自分達が目指していたものとは違う方向に進まざるをえない状況になることもあると思います。
そこが達成型組織のポイントになるのかなと思います。
◆◆加藤院長 コメント◆◆
目的が 目先のものになればなるほど、 株主と 従業員の 目的が ずれることがありますが、 目的が とおいもの 「自社文化」となると 一致していくことがあります。
ただ、自社文化にあまりにもとらわれる極限が 宗教団体なのかなとおもいます。
その 課題を超えた先がとても興味ありますね。
◆◆スタッフHさんの感想◆◆
手段にとらわれずに、目的を見失わないようにして行きたいと思いました。
◆◆スタッフMさんの感想◆◆
自社文化を大切にするがために、株式を上場しない大企業もありました。
ただ、時代が変化し、社会の価値観が変わったとき、進化を遂げていかないとその文化自体も風化するのかもしれないと思いました。
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