スタッフミーティングより 26
【スタッフとのやりとり】
◆◆スタッフの感想◆◆
~「信じる」という言葉の大いなる誤解~
ちょっと前に芦田愛菜ちゃんが信じるという言葉について話していました。
先生も言ったようにその人を信じているのではなく、自分が理想とする人に期待してしまっているのではないか。信じるというのはその人の見えなかった部分が見えた時に受け止められる揺るがない自分がいることじゃないか。と話していました。
考えてみたら、私は人に対して信じるという言葉を使いません。
無意識でしたが、自分の気持ちを相手に押しつけるような感覚があったからだと思います。
また、思いもしなかったことが起きた時に、自分自身がぶれてしまうので、そうならない為の自己防衛で「信じる」という言葉をあえて使わないというのもあるかもしれません。
そういった自分の軸をつくることは難しいことだと思いますが、自分自身が輝く為に必要なことだと思います。
◆◆加藤院長からのコメント◆◆
それだけ、相対する人間に対して、そして自分自身にも誠実に向き合われていることが感じられて、なぜか僕自身が情けなくて、恥ずかしくなってしまいました。
その地道な誠実さの積み重ねが、〇〇さんが多くの患者さんから人気のある理由なのかもしれません。
いつもありがとうございます。
◆◆スタッフTさんからの感想◆◆
素晴らしいスタッフですね!!
◀加藤院長コメント
いつも、ありがとうございます!
◆◆スタッフMさんからの感想◆◆
そうですね。
信じるという意味は深いですし、
人の気持ちも深いと思います。
素の言葉がでるまで深くコミュニケーションをしてもいい、そんな器が先生にあることを知りました。
飾らず、ごまかさないコミュニケーションを心がけて、互いを信じていけるような所まで行きつきたいです。
◀加藤院長コメント
ありがとうございます。
素の言葉というのは、本当に響きますね。
素の言葉は、若い人には分かって、偉い大人には難しい言葉と受け取られることがあります。
素の言葉を理解できるかどうかが、これからの時代楽しくできるかどうか?サバイバルできるかどうか?の、ある意味見えない「ノアの方舟」であるかもしれません。
◆◆スタッフTさんからの感想◆◆
とても考えさせられました。
お恥ずかしながら、芦田愛奈さんの「信じること」についての持論を知らなかったので、調べた次第です。
ぶれない「自分の軸」をどうやって作っていけるのか、日々自分の内面と向き合う時間を少しでも作ろうと思いました。
気づきを与えて下さる備忘録をありがとうございました。
◀加藤院長コメント
いつもありがとうございます。
まさにそこに行き着きますね。
ぶれない軸を磨いていくと、相手に対しても色んな見方で深く分かりあえる気がします。
自分自身を深めていくと、他人の理解も深めていけるのかもしれません。
軸を深めていく作業とは、「もしかして自分の認識が根底から間違っているかもしれない」という質問を自分に投げかけること。本当の意味で、その質問を自分に投げかけることができた時に、軸が深まり、また、その質問を 投げかけるチャンスを得ることができる。
つまり、信じるとは軸を深めていく作業。
その作業とは「もしかして自分の認識が根底から間違っているかもしれない」という一見信じることの反対のことをする質問を継続すること、一見反対の行為をし続けないと、信じるという状態を深めていけないというのは とてもおもしろいです。