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ティール組織勉強会         第Ⅰ部 第2章 発達段階について(P64)

<著書 要約>

 人の意識がより複雑な段階に発達するきっかけは、現在の世界感からは解決できない人生の大きな試練という形でやってくる。
問題を解決するための複雑な視点を持つように成長するか、現在の世界観にこだわって問題を無視しようとするかだ。
人がいくつかの集団に忠誠心を抱いているときに集団同士の規範に矛盾が生じると世界観がゆらいでしまう。
何かが同時に正しくもあり、間違っていることなどありえない。
その状況への反応としては、単純にどちらかの信念を選んでもう一方のグループを拒絶するか、絶対的なルールがそもそも有効なのかを疑い始めることだ。
 認知的にも、心理的にも、倫理的にも、新しい段階への移行は大変なことだ。
以前には正しかったものを捨てて、新しい世界観を試す勇気が求められるからだ。
これまでに経験のない意識の段階に進もうとすることは非常に個人的で、独特で、やや神秘的なプロセスである。
そのような経験はだれかに押し付けられるものであってはならず、意識の進化を強制できない。
いくら組織のリーダーに複雑な世界観を身に着けてほしいと願ったとしても、説得を通じて実現することはできない。
できることは、次の段階への成長に役立つ環境をつくりだすことだ。より複雑な世界観を獲得している仲間に囲まれ、安心して自分の心理的葛藤を探求できる環境が与えられると、その人が大きく成長できるチャンスが高い。

◆◆スタッフYさんの感想◆◆

「絶対的なルールがそもそも有効なのかを疑い始めることだ。」
とあるように
疑いを持つことから発達、成長は始まるということが、ここでも再認識できました。
思い込みを外すことの難しさと、できた時の有効性は組織にも個人にもあてはまるんだなと思いました。
また、押し付けられ、強制されるものではない、自主性と環境も大切な要素だと思いました。

◆◆スタッフNさんの感想◆◆

「神は乗り越えられる試練しか与えない」と言ったりしますが、それがそこにあることに気づくことが大切かなと思います。
 認知しないとそれが試練なのかも分からずスルーしちゃうと思うので、そのときはまだ、乗り越えるタイミングじゃないということだと思います。

◆◆スタッフNさんの感想◆◆

 次の段階への成長に役立つ環境づくりとありますが、成長ができるよう背景を整えておくことも大切なのだと理解しました。

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◆◆加藤院長 感想◆◆

 人が進化成長するさいに、いままでの 自分自身を想定して関係をきづいていた 自分に近いひとたち、 家族 親友 友達 仕事の同僚 などは、 受け入れてくれず、トラブルになりやすい現実があることは、たしかです。
結婚、就職、 留学などでは よくある話です。 
その軋轢にあったさいに、自分自身の直感をどれだけ信じられるか おおくのことがためされるとおもいます。 
 結局は一度しかない人生なので、自分が 後悔しない決断をしたいです。 その進化が本物なら 将来的にはいつかは、 反対した家族 親友 などに 恩返しができると おもいます。

◆◆スタッフSさんの感想◆◆

 なんでも鵜呑みにするのではなく、本当にそうなのかな??というような思考をもっていきたいと思いました。

◆◆スタッフHさんの感想◆◆

 自分自身もたくさんの思い込みがあると思うので、色々な場面に遭遇した時にこれは本当にあっているのかな、自分の思いはあっていたかなと常に問いを持っていきたいです。

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◆◆スタッフMさんの感想◆◆

 自動的に起こる反応ではなく、俯瞰して観て、今一度深い所から湧き出てくる声に耳を向けていく。を繰り返していこうと思います。ありがとうございます。


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