ティール組織勉強会 第Ⅱ部 第4章 全体性を取り戻すための努力/一般的な慣行~内省のための空間(P258)
<著書 要約>
自分の魂の知恵と本当の声に耳を傾けたいのなら、仕事のペースを落として、職場の騒音や喧騒の中で、沈黙を守る時間を見つけ出さなければならない。
コミュニティー内での沈黙は、それが習慣化されると相当な力を発揮する。だからこそ恐れられている。
空間を埋める言葉をなくすことで私たちの内にある深い声が現れるきっかけができるからだ。
皆で沈黙すると同僚たちとの人間関係に質的な変化が起こる。
これまでとは違ったレベルの気づきが必要になる。
同僚が言うことに耳を傾けるのではなく彼らの存在や感情、考えに耳を傾けなければならない。
その結果仲間たちとの人間関係の質が変わる。
◆◆スタッフHさんの感想◆◆
沈黙の大切さを知ることができました。
今はマインドフルネスなども注目されているので、自分自身も何度か挑戦しましたが、なかなかうまくできないことが多いです。
が、それが習慣化した時、自分自身の変化があるのかなと感じました。
コミュニティーの中での沈黙も自分自身ができていなければ、できないことなので、まずは自分自身の習慣化から始めて行きたいです。
◆◆加藤院長コメント
(スタッフHさんの感想について)◆◆
休みの日に 静かに目を閉じて 座ってみると、 いろんな雑念が自分から沸き上がってきます。
それでも30分以上座り続けていると 自分の心の奥底の 深い気持ちいエネルギーが 感じられ、 この流れに 委ねて 行けばいいんだと、深いところからいろんなことを決めることができるので とても良いです。
目先のことに翻弄されることから脱却できる気がします。
その際に 体の状態がよくないとできないので 朝 お風呂に入って汗を出した後に座禅を組むようにしています。
子育てが終わったら、ご自身のお体にも時間をかけると 楽しいです。 僕も仕事が 落ち着いたらしっかりしていきたいです。
今 65歳の郷ひろみは、自分の体のメンテに 毎朝 3時間かけるようです。
◆◆スタッフNさんの感想◆◆
ただ黙るというか、積極的な沈黙と言う感じなのでしょうか。
黙って「こうだろうな」というような阿吽で動こうとすると失敗することも多いですが、俯瞰的に自分を含め相手を感じると言語的なコミュニケーションとは違った一面に気づくかもしれないと感じました。
◆◆スタッフMさんの感想◆◆
沈黙の中で聴こえる相手の存在や感情、考えを敏感に感じ取れる感度を上げること。
ともに働く仲間のためにも、患者さんのためにも、ノンバーバールコミュニケーションからの意味をより高感度に捉えていこうと思いました。
◆◆スタッフSさんの感想◆◆
沈黙することで色々な感覚が研ぎ澄まされ、雑念にとらわれてしまいそうですが、継続するとまた違う自分を見つけられそうだと思いました。
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