スタッフミーティングより 6
2020年4月25日 昼ミーティング
★院長の僕は出席していません
1.スタッフから、感じたこと、気づきの発表
このところ患者さんが少ないこともあり、
席に座っていただく際ソーシャルディスタンスを考慮して席の間隔をあけて座ってもらっている。
そうしたところ患者さんから
「お気遣い有り難うございます」との言葉をいただけた。
今後も体の声を聞いてもらいやすい環境を意識して、
誠意を持って対応したいと思う。
◆◆加藤院長の感コメント◆◆
基準を明確にしながら、できる範囲で対応してくださいね。
2.ティール組織に関する読書感想
※「相武台脳神経外科」で働く仲間とともに、『ティール組織』(フレデリック・ラルー著)を読み、それぞれが考えさせられた内容を共有しています。 目的のために進化し続けられるクリニックであるために。 日々勉強しています。
◆◆スタッフからのコメント◆◆
順応型組織は中長期的計画が立てられるようになったこと、
安定した組織構造を作るようになったことの2点が、
衝動型組織から大きく進歩した点だそうです。
未熟ではあっても少しずつ人間が進歩して行く様が感じられました。
今の私達も急がずゆっくり進歩していけば良いのではと思いました。
◆◆加藤院長の感コメント◆◆
当院の理念「体の声を聴き続ける・・・」ですが
これは結果として主体的になるということです。
主体的になるという事は自分の意思で責任をもって全ての行動をとるということ。
責任というのは目先のことから少し先のことまで考えられるようになること。
視野が広がる事は成長と言えます。
1対1が良いという関係から始まり
→このチームが良いという関係
→日本が良いという関係
→世界が良いという関係
→宇宙が良いという関係
と広がる。
また今が良いというところから始まり
→少し先が幸せだったら良い
→あるいは過去のこと例えばご先祖様の気落ちを慮って今はこういう生き方をしよう、
など。
空間的な広がりと時間的な広がり、
自分が責任を持つ範囲が広がっていくのが
主体的に生きるということです。
タイのバンコクに行った時に感じたことです。
日本人なら通貨のバーツのことが分からないだろう
と適当に釣りをごまかすようなタクシー運転手はやがて廃れていく。
一方で誠意を持ってきちんと計算して釣りを返したりサービスしたりするタクシーは客が快く思い、また次に繋がっていく。
結局生き残っていくのは自分に責任を持ち誠意を持って事に当たる人です。
金が無いからくれくれというのは、
責任が無く誰かに依存している状態。
今雇用の更新に向けスタッフ面談しているところです。
その際次期の給与について希望額を申告してもらっています。
これは面白くいろいろなことが明確になってきます。
例えば給料が多いほうが良いのはわかっていますが、
それを責任を持って言えるかどうかです。
自分の口から言うということが責任を持つということ。
主体的に生きられているかどうかは発言で判ります。
常勤の方から面談を行っています。
パートの方も一人一人やっていきたいと思いますがまず
希望者から実施します。
普段私と個々に話をする機会がありませんから良い機会になると思います。