25歳の境界
20代で生まれた周囲との差を30代になって埋めることはできない。厳密に言えば25歳までに自分の市場価値となるベースが決まるという話を聞いたことがある。
おそらく西野亮廣さんがVoicyでそんな話をしていたと思うが、最近この話を思い出す機会が多い。
西野さんの説明とはズレると思うが、なぜこの話がフラッシュバックするのか、僕なりの解釈を整理してみたい。
ポイントになるのは「時間」だ。
1日24時間という時間のうち、自分のために使える時間のパーセンテージが社会人になる前と後では大きな違いがある。
後は記憶力の定着度もやはり年齢をかさねるにつれて若干下がってきているように思う。
学生を卒業するまではフレッシュな脳みそでたくさんの時間を自分のために投資できる。
しかし、社会に飛び立つと8時間は労働時間、会社までの移動時間や睡眠時間など色々含めると、自分のために使える時間は本当にわずかになる。
そのわずかな時間を大事に使うことは言うまでもないが、コツコツとその時間を投資していっても、学生の時期なら一気にその差を埋められる。
つまり、通常社会人の方が学生より金持ちだろうが、学生は社会人よりも「時間持ち」なのだ。
つまり、未来の自分のポテンシャルに投資する意味では、社会人よりも学生たちの方が圧倒的に有利なのだ。
でも、社会人の時期でも仕事の時間で学べることはたくさんあるように思う。
ただ、自由にのびのびと自分の欲しい時間をつくることはなかなかやりづらい。
その分学生の時期にそういったことに気づいて、自分のために時間を作れている人がいるとしたら、将来が楽しみなのは言うまでもない。
もちろん、僕も社会人として簡単には負けないように頑張りたいが。
と、そんなことをふと思ったので記録しておきます。
今日も最高の1日にします。
2024/04/11