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もし僕がポケモンだった場合何のポケモンになるのか真剣に考察してみた
こんにちは。
祖母から産まれた孫です。
1996年に第1作が発売され、今や国内外で絶大な人気を誇る大ヒットシリーズ、『ポケットモンスター』。
初めは151匹だけしか見つかっていなかったポケモンだが、2025年1月現在ではなんと1025種類ものポケモンがいるらしい。
ゲームの新作が発売され新規のポケモンが追加される区分を俗に「世代」と呼んだりするが、現在最新のシリーズ『スカーレット/バイオレット』はもう第9世代だという。
世代ごとに新規に追加されたポケモンの種類は以下の通りだ。
第1世代(赤/緑):151種類
第2世代(金/銀):100種類
第3世代(ルビー/サファイア):135種類
第4世代(ダイヤモンド/パール):107種類
第5世代(ブラック/ホワイト):156種類
第6世代(X/Y):72種類
第7世代(サン/ムーン):88種類
第8世代(ソード/シールド):96種類
第9世代(スカーレット/バイオレット):120種類
第8世代には『LEGENDSアルセウス』を含む
僕自身、小さい頃は姉の買ったピカチュウバージョンを繰り返し繰り返しプレイし、その後も新シリーズが発売されるたび新たな冒険の旅に熱中していた。
最後にプレイしたのは確か、第5世代の『ホワイト』だったと思う。
成長するにつれ、いつしかアニメは追わなくなりゲームからも離れていった。
なので第6世代以降のポケモンはあまり知らないのだが、今回調べてみて、1025種類もいると知って驚いた。まさか4桁の大台に乗っていたとは。
さて、ではその1025種類のポケモンの中で、最も僕、ペンネーム祖母から産まれた孫に近いポケモンはどれになるのだろうか。
1025種類もの個性的なポケモンがいるのだ。各ポケモンの特徴と僕自身の特徴を照らし合わせると、ある程度個性が一致する個体がきっといるはずである。
今回の記事では、ポケモンを特徴づける二つの属性を元に、もし僕がポケモンだった場合に相当する1匹を考察していきたいと思う。
①タイプ
ポケモンを属性で分ける上で最も特徴的なものが「タイプ」であろう。
ポケモンには現在18種類のタイプがあり、それぞれのポケモンは必ず1〜2種類のタイプを持っている。
ノーマル、ほのお、みず、でんき、くさ、こおり、かくとう、どく、じめん、ひこう、エスパー、むし、いわ、ゴースト、ドラゴン、あく、はがね、フェアリー
例えば最も有名なポケモンの一匹であるピカチュウは、でんきタイプである。
それぞれのタイプの特徴は、現実のそれをイメージしてもらえれば良いだろう。
ゴーストタイプはオバケ、エスパータイプは超能力、かくとうはムキムキといったところだ。
そして、それぞれのタイプには相性がある。
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でんきタイプはじめんタイプに弱く、どくタイプはくさタイプとフェアリータイプに強い、といった具合だ。
今回はこの相性から、僕に最も一致するタイプを特定していく。
・僕の苦手なタイプ その1
18種類のタイプを眺めると、僕はダントツで苦手なタイプがある。
それは、どう考えてもむしタイプだ。
僕は大の虫嫌いである。自認ではもう、恐怖症のレベルだと思っている。
東京に越してきて二度目の夏、仕事終わりにマンションの二階の部屋に帰るために階段を上ろうとしたところ、カサカサカサッッッッッ、と虫の動く気配がした。僕は直感でそれが僕の最も苦手とするGだと察した。
階段はまずい。狭くて逃げ先が限られた階段でGに遭遇するのは死に値する。
というか、そういうことを頭で考える以前に、もう足がすくんで登れなくなってしまった。
イヤホンに大音量で音楽を流して外界の音を遮断して上ろうとしても、1段目でもう無理だった。跳び箱を跳ぶ前の体操選手の如く深呼吸に深呼吸を重ね、勢いをつけて階段に走り出したが、一段も飛べずに引き返すことになった。
20分くらい色んな方法で挑み続けたが、壁はあまりに高かった。
夏の夜空に向かって、まぁまぁの声量で「無理だァ」と呟く瞬間もあった。
どうしようもなくなり限界を迎えた僕は最終手段に出た。
通りすがりの人間に声をかけ、一緒に階段を登ってもらおうと思ったのだ。
そして向こうから歩いてきた、恐らく仕事帰りだと思われる50歳くらいのサラリーマンに、覚悟を決めて声をかけた。
「あ、あのッ、僕と、あの階段、登ってくれませんかッッッ!!」
どう考えても言葉が足りていない。当時のパニック状態の僕には状況を論理立てて説明できるほどの理性が残っていなかったのだ。
そのサラリーマンには、マジで、走って逃げられた。(当然だ)
人に走って逃げられるのは何年ぶりだろうか。ましてや大人に。皆さんの中に大人になってから大人に走って逃げられた経験ある人がいますか?
とまぁ、こういうことがあるくらい、僕は虫が苦手なのだ。
話を戻そう。
むしタイプを苦手とするタイプはどれだろうか。先ほど載せた相性表で確認すると、むしタイプに弱点を突かれるのは、くさ・エスパー・あくの3タイプだ。
・僕の苦手なタイプ その2
さて、むしタイプの次に僕が苦手なタイプはどれだろう。
ズバリ、かくとうタイプだ。
僕はガリガリで筋力もなく、貧弱も貧弱である。
小学生の頃3歳下の妹に町内相撲大会で惨敗したことがあるし、同じく小学生の頃、一時期合気道を習っていたことがあるのだが、それを見せびらかしたくてクラスで一番でかいやつに勝負を仕掛けたところ、圧倒的な力で蹂躙されて大泣きしたことがある。
僕はあまりに力に弱い。
どう考えてもかくとうタイプは苦手と言えるだろう。
かくとうタイプを苦手とするのは、相性表よりノーマル・こおり・いわ・あく・はがねの5タイプだ。
むしタイプの結果と合わせると、両方に合致するタイプはひとつだけ。
あく。
あくタイプ、だ。
・検証
僕は善良な一般市民なので直感的にはあまり悪とは結びつかない気がするが、一旦僕をあくタイプだと仮定してみよう。
あくタイプが有利を取れるタイプは相性表より、エスパーとゴーストである。
ふむ。
確かに僕は、かなりゴーストに強い。お化け屋敷は全く怖くないし、怪談話も基本的には"おもしろ"としか捉えていない。
そしてエスパーにも強い。
サイエンスに絶対的な信頼を置きながらも、オカルトの類は小さい頃から大好きで、科学では説明のつかない"超能力"のようなものはきっと存在するだろうという寛大な姿勢を取っている。
なのでエスパーに強い。(無論、真の強さとは"受け入れること"だというのは言うまでもない)
また、相性表によるとあくタイプはむし、かくとうの他にもうひとつ、フェアリータイプにも弱い。
フェアリータイプは現実世界でいうと、ぶりっ子、などといったところか。
僕はスタンスとしては基本的にぶりっ子には否定的な立場を取っているが、実際目の前にするとヘラヘラするタイプだ。ぶりっ子に弱い。
すなわちフェアリータイプにも弱い。
なんということだ。
僕をあくタイプだと仮定すると、全ての辻褄が完全に合っているのだ。
もう疑いようがない。
祖母から産まれた孫はあくタイプだと、そう結論付けて良いだろう。
②とくせい
ポケモンを特徴づけるもうひとつのステータスとして、「とくせい」が挙げられる。
とくせいというのは文字通り、ポケモンそれぞれに与えられた特性である。例えばピカチュウに与えられたとくせいは以下の2つだ。
せいでんき:
直接攻撃を受けると、30%の確率で相手を『まひ』状態にする。
ひらいしん:
『でんき』タイプの技を受けるとダメージが無効化され、自分の『とくこう』ランクが1段階上がる。
ポケモン徹底攻略より
内容はポケモン対戦における効果なので分かりにくいが、要するにそのポケモンの大まかな特徴・性格を表していると考えることができるだろう。
では早速、僕の性格とポケモンのとくせいを比較し、一致するものを探していこうと思う。
僕の考える僕自身の性格を以下に挙げていく。
・責任感がない
・行動力がない
・向上心がない
・精神年齢が低い
・承認欲求が強い
・モラルが低い
・気が小さい
・ビビり
・暗い
・自分で「精神年齢が低い」などと言うことで本当に精神年齢が低いことをカモフラージュしようとする
・隙あらばセンスをひけらかそうと……
やめよう。
やめよう、こんなこと。
なぜnoteを書いている途中で自己嫌悪に視界を歪ませなければいけないのか。
そもそも、ポケモンのとくせいの一覧の中から僕に合っているものを探す方が効率がいいに決まっているじゃないか。
とくせいが「モラルが低い」のポケモンがいてたまるか。
とくせいには現在310種類もの数があるらしい。
そんなとくせいの一覧を眺めていると、あるひとつのとくせいが目に止まった。
あまのじゃく:
能力ランクを変化させる技の効果が逆になる。
ポケモン徹底攻略より
あまのじゃく。天邪鬼。
これはまさしく僕の性格を象徴する言葉だ。
とにかく人と違うことがしたい人生だった。捻くれて、尖ろう尖ろうとしながら青春時代を過ごした。
小学生の時は一番好きな食べ物を子どもが嫌いな野菜の象徴である「ピーマン」と言っていたし、大学で音楽系のサークルに入っていた時も誰も知らないマイナーな曲ばかりを選んで演奏した。
以下の記事はそんな天邪鬼な僕の性質を最も表した内容になっている。
間違いない。
祖母から産まれた孫のとくせいは「あまのじゃく」で確定だ。
○結論 : 僕をポケモンで表すと……
さて、ここまでで僕の「タイプ」と「とくせい」が特定された。
僕はあくタイプであり、とくせいはあまのじゃくだ。
そんな都合よく合致するポケモンがいるのだろうか。
あくタイプを含むポケモンのリストを調べ、一匹一匹とくせいを確認していく。
……いた。
あくタイプかつとくせいがあまのじゃくのポケモンが、存在したのだ。
もし祖母から産まれた孫がポケモンだったら、何のポケモンになるのか。
それは、こいつだ。
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か、かわいい……。
マーイーカ。マーイーカというのか君は。
調べたところ第6世代から登場したポケモンらしい。
第5世代までしかプレイしていなかった僕は存じ上げなかったのだが、こんな可愛いポケモンがいたのか。
クリクリとしたまん丸の目。
控えめな口。
帽子を被っているかのような頭。
丸っこいフォルム。サイズ感。
可愛すぎる。これが、僕……?
「マーイーカ」というネーミングはほぼ間違いなく「イカ」と「まぁ、いっか」から来ている。
楽観的で責任感・向上心のない僕にピッタリだ。
そうか、僕はマーイーカだったのか。
今の今まで、自分の可愛さに気づかずに生きてきた。
僕はこんなに愛くるしい存在だったんだ。
ありがとう、マーイーカ。
ありがとう、お母さん。
今回この記事を書き始めて、本当に良かった。
ところで、ポケモンには進化というものがある。
一定のレベルに達すると、成長して姿形を変えるのだ。例えばピカチュウはピチューから進化し、その後ライチュウへと進化する。
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このマーイーカのあどけなさ、恐らくこの子は進化前だ。もし進化先があるとしたら、この子はどんな成長を遂げるのだろう。
今のまま可愛い系でいくのか、美しい系に変貌を遂げるのか、はたまたカッコイイ系か。
調べてみると、やはりマーイーカには進化先が存在していた。
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えっっっ
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き、きっっっっm……
え、どういうこと?カラマネロ??
あんなに可愛かったマーイーカが?
あのまん丸な瞳はどこへ?帽子は??
なんで鳥みたいなくちばしになってんの???
絶対悪いやつじゃん。絶対ロケット団系の組織の幹部とかが使ってくるやつじゃん。
嘘でしょ?マーイーカちゃん?
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あ、マーイーカちゃんだ。かわい〜〜〜。
ね〜、おめめがかわいいね〜〜まんまるでね〜〜。
マーイーカちゃんは、せいちょうしたら、どうなるんでしょ〜か〜〜〜?
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は????????????
信じられないんですけど。
なんでこうなった?
向きがおかしいじゃん。
イカは普通、そのカブトみたいな部分が上にくるんだよ。何ひっくり返して足みたいにしてんの?
天邪鬼ってそういうことじゃないから。見た目で安易に逆いこうとするなよ。履き違えてるぞ。おい。
それに説明文「強力な催眠術を操り、相手を自分の意のままに操ることができてしまう」????
キッモ。スピリチュアル詐欺師じゃん。スリーパーかよ。
…………まぁまぁまぁまぁ、
まあ、いいもん。
僕、マーイーカだもん。かわいいかわいいマーイーカちゃんだもん。
カラマネロなんかじゃないもんッッ。
………………いや、ちょっと待てよ。
仮に今の僕がマーイーカだとしたら、マーイーカの成長先であるカラマネロは、僕の将来の姿ということにならないか?
え、ムリムリムリムリムリ。
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ムリ。
僕、将来こうなっちゃうの?
どっかのタイミングでネジが外れて、こんな悪の権化みたいな見た目になって逆立ちで生活しだすの??
あ、そういえば学生の時なんか仮装するイベントみたいなやつで「逆立ちする自分自身の仮装」したな……。
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いやカラマネロじゃん、俺。。。
カラマネロの片鱗出ちゃってんじゃん。。。。
はぁ。。。
きっつ。。。。
俺カラマネロだったのかよ。。。
こんなnote書かなければ良かったわ。。。マジで。。
もういいや。。。寝よ。。。。。
祖母から産まれた孫は
めのまえが まっくらに なった
(※カラマネロ好きな人いたらすみません。無知の戯言ですので見逃してください。)