北鎌倉〜円覚寺に参拝
令和6年の3日、朝一番で円覚寺に参拝してきました。
空気が澄んでキリッと冷える朝。
山門をくぐり、まずは仏殿に行ってお参り。仏殿の天井には圧巻の白龍図が描かれています。今年は辰年ということで、天井に目を向けている参拝の方が多かったです。
円覚寺が発行する小冊子『円覚』の令和6年正月号によると、龍は「降雨を招き大地に豊穣をもたらす恩恵の授与者として信仰を集め」、仏教の守護神として大切にされてきたそうです。
水の神として火事火災からお寺を守るとうこともあり、お堂の天井には大きな龍が描かれることが多かったそうです。
そして、お正月三ヶ日は国宝建造物「舎利殿」が拝観できます。普段はほとんど閉ざされているので、大変貴重なことでした。ここには「佛牙舎利」というお釈迦様の歯が祀られています。
鎌倉幕府8代執権北条時宗の廟所である佛日庵。その中庭にあった梅の木には臥龍梅と呼ばれています。うねった枝が龍に似ているということでこのような名前がついたのでしょう。ここでお抹茶をいただくのが密かな楽しみです。
コロナ禍で引きこもり生活をしていた頃に横田南嶺老師のYouTube配信に出会い、今まで(ほぼ)毎日欠かさず拝聴しています。去年、初めて鎌倉を訪れて円覚寺を参拝し、今日また一年の初めに参拝できて嬉しく思っています。
北鎌倉の閑かな佇まいも心地よく、もっともっと足を運んでみたいと思った1日でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?