ソビデ第8回「ハッカソンをハックする」
株式会社ニューロマジック、イノベーション担当執行役員の藤本です。
ニューロマジックでは、生産性向上のためのプロセス・イノベーション、ソーシャルビジネスデザインを担当。まちづくり中間支援組織のたまプラ・コネクト、猫と人間の共生社会を目指すコードフォーキャットとしても活動しています。
今回は、ハッカソンのお話です。
hack(ハック)+marathon(マラソン)からの造語。エンジニア、デザイナー、プランナー、マーケターなどがチームを作り、与えられたテーマに対し、それぞれの技術やアイデアを持ち寄り、短期集中で、サービスやシステム、アプリなどを開発し、その成果を競うイベントです。
なぜ、ハッカソンなのか。
主催者が企業だったり、行政だったりしますが、新しいサービスや機能に関するアイデアやヒントを発掘できることが目的です。参加者のメリットは3つあります。
1)ゼロスタート
普段の仕事で、一つのものをゼロから完成まで作りきることは、なかなか経験できないものです。参加メンバーが「自分の手でゼロから作り上げた」達成感を味わえるのがハッカソン。
2)トレンド
IoTやAI、AR、機械学習、フィンテックなど、最新トレンドに取り組めるのがハッカソン。
3)自己完結
プログラミング以外にも企画やデザイン、プレゼンテーションなど、ものづくりに必要な一連の流れについて、自分たちで考えるのがハッカソン。
ハッカソン、初体験はいつだったかなぁ。
それは、2012年の夏、第1回目の石巻ハッカソンでした。
Yahoo!のHack Dayの石巻版というカタチで、石巻の課題オーナーに対して、全国からバス2台でやってきたヤフーたちによるハッカソン。Startup Weekendによるファシリテーションで、できたばかりのイトナブが事務局を担当、私もヤフーたちに混じって、ハッカソン初体験しました。ヤフーの長谷川琢也さんのグループに入り、YouTubeを使った魚市場ECというアイデアだったと記憶しています。
その後、いろんなハッカソンに参加しました。
2014年だけでも、防災減災ハッカソン(石巻)、IoTハッカソン(大阪)、浪江町アイデアソン(東京)、2015年には、お寺でハッカソン(大阪)、石巻ハッカソンは、2014年だけ、たまプラーザでのまちなかパフォーマンスと日程がかぶったので、参加できていませんが、あとは、毎回参加、夏の行事として組み込まれています。
コードフォーキャットとしての、石巻ハッカソン初参加が、2016年。
猫島で有名な田代島を視察し、キャットソンという名のアイデアソンを行ってから、石巻ハッカソンに乗り込み、保護猫の里親探しをテーマに、マッチング診断とタッチパネルをつかったイベント企画をプレゼンテーション。
2017年は、マストドン地域猫マッピングサービス、地域対抗ゲームを企画。
2018年は、環境センサー、画像認識、スマートスピーカなど駆使して、猫との暮らしを再現。
2019年は、地域猫カードゲーム、これについては、また、詳しく説明します。
ハッカソンをまとめみると、
本来のハッカソンとは違うかも知れませんが、3日限りのイベントにしないことがポイントだと思っています。つまり、いまあるアイデアを3日間でブラッシュアップさせる機会として活用するということです。
・新しい技術を使ってみる
・新しいメンバーとのコラボ
・他者の視点
によって、化学反応が生まれ、単なるアイデアだったものが、事業化できるプランになっていきます。
我々と一緒に、ハッカソンやってみませんか??
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?