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部活帰りのアブダクション
今はのんびりプ〜太郎、山川宗一郎です。
夢か現かアブダクション
高校2年生の時のことだ。夏が近づく梅雨のどんよりとした夕方だった。サッカー部の練習を終えて自宅へと帰り、部屋の灯りをつける。昭和の家によくある天井に吊るされた丸い蛍光灯の真ん中の紐を引いて、鞄を放り投げて畳の上にバタンと寝転んだ。と、そこまでは覚えている。
ふと気がつくと、ずいぶんと明るい薄黄色い光が天井から差し込んでいる。それに包まれてフワリと浮き上がって天井も屋根もすり抜けて空へと上がる。寝たままの姿勢で吸い上げられる頭上には、大きな円盤が浮かんでいる。
『何あれ、UFO?』
そう思った瞬間、僕は冷たい金属の円形の台の上に、仰向きの大の字に縛られていた。とはいえ、手枷・足枷があって身動きが取れないからで、けれどそれらは眼では見えない。まるで金縛りにあったように手も脚も動かすことは出来なかった。
少しだけ首を持ち上げて見渡すと、目だけが異様に大きく金色に光った小柄で白い宇宙人がいて、得体の知れない言語で何やら話している。直接触れたり、何かされたりしたわけではない。緊縛され身動き出来ない状況で、大勢の宇宙人に囲まれている恐怖。ただ彼らに対して、
『やめろ、やめろ、放せ!』
と、声にならない叫びを繰り返していた。そしてここからは記憶がない。
…しばらく経って目を覚ますと、身体はやっと自由に動かせた。そこは自分の部屋で件の照明器具をつけっぱなしのまま。ずいぶんと長い時間眠っていたようだった。外からはカエルの鳴き声が聞こえる。ああ、この悪夢は夢だったのか。あの円盤は蛍光灯で、きっと宇宙人の声はカエルをそう変換したのだろう。
僕はそう自分に言い聞かせて、あの恐怖体験を事実とは認めなかった。
サイエンスとサイキックヒーラー
時は1989年。当時はサイエンス全盛で、時代的にも年齢的にも論理的思考と科学的解釈が唯一の正解だと信じきっていた。スピリチュアルなんてキワモノ。ニューエイジの残党かオカルト好きの《変なやつ》という扱いだった。
しかしながら、あの恐怖に満ちた体験は、僕の脳裏に鮮明な映像を焼き付けた。だから、あれから35年以上経った今でもこうして書き付けることが出来るのだ。
…時は流れて2023年3月。まだまだコロナ禍の閉塞感がある時世に、僕はレイラインツアー2023を企画して、それに向けたトレーニングに励んでいた頃だった。
タロットや星占い・神社巡りなど、それまであまり関心を持ってこなかった、いわゆる《フワッと系スピリチュアル》に触れたのもその時期。noteのマガジン【星色・空色・心色】に書いている。その中の一人で同級生の出口ひとみと蕎麦宗の《星読みコラボ》企画をやっていた縁で、彼女が一人の人物を紹介してくれた。
『愛守花ちゃんっていうんだけどさ。彼女のヒーリング受けてみてよ!ホントスゴイから。山ちゃんの分の代金は払ってあるから連絡してみて』。
サイキックリーディングをするという彼女がモニター募集中で、格安でセッションをしてくれるという。僕はなんだか胡散臭いのと面倒臭いのとで、気乗りしないからしばらく放って置いていた。
しかし。機は彼方からやってくる。2023年3月8日。レイラインツアーに出発する一週間前、僕は【UFOそれともUSO】に書いたようにUFOを目の当たりにした。そして、その事実を愛守花さんへ伝える流れとなった。すると、
今日ヒーラー仲間達との勉強会だったので
仲間が皆んないる所で、このUFO動画を見たので…
みんなで、あ!これUFOだねって騒ぎましたよ😁
貴重な動画をシェアしていただきありがとうございます!!
と返ってきた。そして、高校2年生の時にUFOにアブダクション(=連れ去り)されたことを話すと
UFO見れる人は
宇宙人とご縁がある人ですよーー
…うわーやっぱりそのような人なんですね!!
…宇宙人のエネルギー食らうと本当に金縛りみたくなります!!
と、僕のあの体験は決して夢ではなく、どうやら本当に宇宙人にアブダクションされたようだ。
にわかには信じられないことも、愛守花さんのセッションを受け、その後も関わりが増えるごとに、疑いようのない《事実》として目の前に見せつけられる。
UFO、超能力者、霊や精霊・神…。今まで眉唾物やにわかに信じ難いと思っていたことも、本当に存在している。そして科学的解明とは氷山の一角でしかなく、それらを隠し封印するために、メディアや教育を通じて広められている側面にも気がつき始めた。それは愛守花さんが見せてくれた超常的な能力のおかげだ。
同時に、僕にもそういったサイキック能力があることにも思い至る。いや、本来は人間全員にある能力で現代科学と近代的生活によって、抑圧封印されているだけに過ぎない。
そうして、スピリチュアルプログラムを受講することにつながって行くのだけれど、それはもう一人を紹介してからにしようと思う。
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