![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108571707/rectangle_large_type_2_7ef0b9df5cdb722b3804dbe6ce9f7562.png?width=1200)
コーチとクライアントの協働関係はていねいに作る
あたりまえのことは、やっぱり大事。コーチングにとってのそれは、コーチとクライアントの協働関係を築くことだ。
先日行われたストリートファイター5の最後の大きな大会、TOPANGA World Championship にて、圧倒的な強さで優勝したときど選手。彼はこの大会で、格闘ゲームでは珍しくコーチをつけていた。
コーチを依頼した経緯からどうコーチングをうけたかまで、動画内で具体的な説明がなされている。これをみて僕は、協働関係をうまく作っているなと感じた。
何ができるのかをお互いすり合わせるところから始まり、コーチングのやり方、やって欲しくないこと、もちろん報酬について、きちんと話している様子がうかがえる。
あたりまえのことが、大きな成果につながったのだ。
面白い話だなと動画を見ながら、ふと自分はどうだろうかと思った。
僕はアジャイルコーチとして、ソフトウェア開発チームをコーチングするのが主な生業だ。その時、依頼主とはもちろん期待のすり合わせを行うのだが、チームに対してはどうだっただろうか。
「こういうことをして欲しいです!」という声を集めることはあったが、ときど選手と立川選手のように、ていねいに話ができていただろうか。
チームとの協働関係の構築は、もっと深掘りしてもいいテーマかもしれない。