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達成感は個人のモチベーションに関わっているのかもしれない

「達成感」について考える機会をもった。というのも、エンゲージメント・サーベイ(会社と従業員のつながり度合いを可視化する診断ツール)の項目のひとつに「達成感」があり、チームで議論することになったからだ。

この議論の進行役だったため、チームがうまく議論できるような準備が必要だ。まずは、そもそも「達成感」とは何を示しているのかというところから整理していった。

「達成」を辞書で調べると、目的を成し遂げることと書かれている。それはわかるのだが、「感」がつくとどうなるのか。

調べた中で、下の記事の定義が1番しっくりきた。

達成感とは、物事を成し遂げたときに得られる喜びや感動のことです。達成感は物事の難易度・かかった時間・努力の量に伴って大きくなります。

なるほど、達成感には、目的、難易度、時間、努力が関わる。過去の経験からも納得ができる。

ここでふと思った。そうなると、達成感をどう感じるかは、人によって違うのかもしれない。

例えば、チームで何かものづくりをしたとする。ものができたこと自体に達成感を得る人もいるだろうし、ものが産みだす売り上げの大きさで達成感を感じる人もいるだろう。自分のスキルが向上したこと、仲間とやり遂げられたこと、今月も無事に給料がでそうなこと、そういう達成感もあるかもしれない。「達成」の定義が、それぞれ異なるのだ。

そして、こうも思った。この目的の違いは、行動を引き起こす「モチベーション」が関係しているのではないだろうか。

そもそも、目的を達成するためには、何かしらの行動が必要だ。そして、その行動にいたる原動力となるのは、モチベーションである。モチベーションが高ければ高いほど、その行動の質や量が増し、達成感につながっていく。

こういうイメージだ

この仮説を確かめるため、チームの議論は個人のモチベーションにフォーカスしたうえで、「達成感をより得るためには何が必要か」を話しあった。内容は伏せるが、「達成感」について本質的な議論ができたのではないかと思う。

ちなみに、個人のモチベーションを考える際は、下記の内容を実施した。

達成感を議論する際は、部やチームの目標について議論するのもいいが、個人のモチベーションにフォーカスするのも手なのかもしれない。

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