社内SEが転職で勧められる業種5選
社内SEはどんな業種に転職できるの?
複数のエージェントに登録して確認しました。
転職活動中の30代SEの そばごろう です。
twitter ☛https://twitter.com/sobagoro1
今回は社内SEが転職エージェントから勧められる業種5選をまとめます。
結論
社内SEが転職エージェントから勧められる業種は以下の5つです。
SES
SIer
自社開発企業
ITコンサル
社内SE
以下詳述します。
1.SES(システムエンジニアリングサービス)
SESは企業の情報システムの開発・保守・運用を担当する準委任契約で、技術者が客先のオフィスに常駐し、技術的なサービスを提供する業種です。
入社すると客先に常駐(一部リモート)することが多く、所属する会社に通勤する機会は少ないようです。
世の中でもシステム開発の需要が増えていることから比較的多く求人がある一方で、上流工程が経験しずらくスキルが伸ばしづらいという難点もあるようです(上流から担当できるSES企業もある)。
SESの例: 富士ソフト、コムチュア、DTS
2.SIer(システムインテグレーター)
SIerはシステムの開発や運用を受託する企業を指し、完成品のシステムやソフトウェアを納品して一括で報酬を受け取るサービスを提供する業種です。
入社すると所属する会社に通勤する場合と客先に常駐する場合と両方あるそうです(一部リモート)。
世の中でもシステム開発の需要が増えていることから比較的多く求人があり、SESより上流工程が経験しやすいというメリットがあります(SIer企業でも上流が担当できないポジションもある)。
SESとSIerは入社前にどんな環境(場所・システム)で働くか分からないという点で共通しています。
SIerの例:NTTデータ、伊藤忠テクノソリューションズ、日立システムズ
「SESとSIerの違いが良く分からん」という方にはコチラの記事がオススメです↓
3.自社開発企業
自社開発企業はその名の通り自社で使うシステムやソフトウェアの企画・設計から開発・運用まで行う企業です。
大手からスタートアップまで様々ですが、顧客相手のサービスを提供している会社ではスピード感が強く求められており、それを実現する為のモダン開発スキルを持っている人が採用されやすいようです。
また、SES、SIerでは主に保持しているスキルや経験を確認されることが多いですが、自社開発企業の面接ではそれらに加えてその企業のサービスや製品への興味・関心の度合いを確認されることが多いようです。
自社開発企業では他社の仕事を受けることは少ないので、入社前にどんな環境(場所・システム)で働くかある程度想定することができます。
自社開発の例:LINEヤフー、メルカリ、グリー
4.ITコンサル
ITコンサルは、IT技術を利用して顧客企業の抱える課題の解決を行う企業です。
システム開発の超上流工程と呼ばれる部分を担当する業種でコーディングは基本行いません。
社内SEでも企画部門などで上流工程を担当していた方にはチャンスがある業態だと思います。
ただ、SES・SIerに比べポジション数が少ないので内定を取る難易度は高いです。
私の場合は一応紹介されましたが合わないと思い書類は出しませんでした。
ITコンサルの例:野村総合研究所、アクセンチュア、DTC
5.社内SE
社内SEは特定の企業に所属し、その企業が業務で使用するシステムを開発する仕事です。
所属企業が必ずしもIT企業でないことが特徴です(製造業やサービス業の社内SEもいる)。
現在社内SEとして働いている方には業務内容は理解しやすいと思いますが、会社によって使用しているシステムや開発環境は異なるので差分についてはキャッチアップする必要があります。
また、社内SEはSESやSIerに比べ求人数が少ないです。
非IT企業が社内SEを採用する場合、システム開発のニーズが減った時に任せる仕事がなくなってしまう為です(一時的な開発ニーズはSESやSIerに依頼することで満たしている)。
求人数は少ないですが、依頼元が社内である為そこまで過酷なスケジュールを組まれることは少なく(会社によりますが)比較的働きやすい業態ではないかと思います。
社内SEは他社の仕事を受けることは少ないので、入社前にどんな環境(場所・システム)で働くかある程度想定することができます。
まとめ
今回は社内SEが転職で勧められる業種をまとめました。
同じような境遇の方の参考になればうれしいです。
現在の私のスキルセット↓
ChatGPTを使ったプログラミング↓
勉強メモ シリーズ↓
最期まで閲覧ありがとうございましたm(__)m
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?