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蕎麦仲間と交流

 先日、日高交流センタ-を訪ねたおりに、勝手なお願いであり大変失礼だったのですが「蕎麦打ちを手伝ってくれる方いませんか?」ととっぴなお願いをいたしました。こんな願いは聞いてもらえるとは予想だにいたしませんでした。

 ご婦人が「心当たりがありますよ」との申し出があり、K氏を紹介してくれました。

 そのご縁で、K氏が所属している高萩市の「北方蕎麦のの会」を訪ねることが出来ました。

 その時、紹介されたK氏氏に当店で蕎麦を打っていただきました。現在は、全面協 段位認定制度で2段だそうです。
 次に目指すのは、3段ということで、来年早々に受験するそうですが、
1.5キロ40分で打ち上げるには、少し時間がかかりそうです。

 ここで、段位認定制度についてご紹介いたします。
『そば打ちを職業としない者を対象に、「そば打ち技能の習熟度」「そばの普及活動による地域振興の貢献度」「そばに対する取組み姿勢や態度」「そばに関する知識の習得度合」等を審査し、全麺協の定める基準に基づき「段位」を付与する「段位認定制度」を制定しました。(全面協HPから抜粋)』

その目的はというと・・そば打ちによる「仲間づくり」「地域づくり」を通して、「人格形成(自分づくり)」を目指しているのが、全麺協の「そば道段位認定制度」なのがそうです。・・

 K氏の蕎麦打ちを拝見しながら、蕎麦屋になったいきさつを思い出しておりました。
 開業の切っ掛けはというと、蕎麦が好きで、蕎麦打ちを趣味としていた二十数年前のことです。
 「週末起業」という言葉に惹かれてのことでした。なら、「生きがい起業」ということもありかなと・・・
『自分ひとりでやってね。オープンするときは居ないから』と女房殿に反対されながら、営業開始は平成15年12月の寒い時期でした。
それから、二十年が経ちました。
 誰に倣ったのではなく、自己流で打ち続けております。全面協の何段位になるのかは知りません。


 私の場合は、規定に沿って打つということではなく、「いかに美味しいそばを打つか!」につきます。
 こんな観点を持ちながら、これからも、蕎麦仲間と行き合っていきたいと考えております。