Grease pencil併用アニメーション備忘録
こんばんは定食です。
今回は作家、小酒井不木の誕生日に合わせて作成したアニメーションの備忘録です。
あくまで個人がメモ書き程度に書いたものですので不明・不足点があるかもしれません。悪しからず。
同じ動画の不木へのこだわりを書いた記事はコチラ
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作成した動画
モデリング
モデリングはシンプルに作っていきます。
トゥーン調シェーダーでいくつもりなのでローポリです。
回転書棚はぶっさしモデル。
・後々微修正がしやすいように、モディファイアで非破壊編集
本棚は大きな升のような形を作り、横板はアレイ(配列)モディファイアで配置。あとで棚の高さを変えやすい。本も同モディファイア。
窓やドアは長方形でブーリアンモディフアイア
・椅子のモデリングはカーブを使う
椅子などのちょっとなだらかなモデリングはカーブ→パスを作成。左のメニュー・ドローで形を作る。
その後オブジェクトデータプロパティ→ベベルで丸めたり
メッシュ変換した後ソリッド化。
・いくつかのパーツを持っている家具はアーマチュアでペアレントしておく。
上記の本棚や椅子等、パーツが分かれており、かつ統合していない。
簡単に動かせるように、またミラーが狂わないように単一ボーンを親にしておく。
ボーンを親にするときは入れたいオブジェクトを全て選択して、最後にボーンをクリックする。
シェーダー
シンプルなトゥーンシェーダーを作成。
色数を絞ってちょっとおしゃれにしたいので試行錯誤してみる。
・モノクロのマテリアルを作ってそれぞれに割り当てる
→クリスタのグラデーションマップで色を配置
→blenderで設定
・良い感じのグラデーションを試す。Adobe Colorや書籍を参考に。
単色グラデーションに差し色が入っているくらいがちょうどよい。
グリースペンシルとアニメーション
・グリースペンシルで描画したいときはshift+A追加から、グリースペンシルオブジェクトを出し、選択しないとドローモードにならない。注意。
・共通のマテリアルを使えば色間違いせずに済む。
・グリースペンシルプロパティはレイヤータブ。オニオンスキンは赤✅のところに✅が無いと見えない場合がある。
・line artモディファイア、グリースペンシルで加筆する。
グリースペンシル→エンプティを追加してline artモディファイアを適用。
カメラ越しじゃないと映らないので注意。
・カメラでも映らない場合は角度の問題か
・手前に非表示オブジェクトがあるかも
グリースペンシルの描画が最前面にならないように調整。
描画順について
加筆はサーフェイスで追加していく。描いた場所は下画像参照。
エッジや本の影、回転椅子などの一部パーツを描画。
・グリースペンシルのアニメーションは、自動キー挿入がONじゃないと描けない。
・人物は「3Dカーソルに描画」にしておき、好みの位置で描く。
ウィンドウを増やしておくと良い位置に置ける。
(追記)
描画順はこれで解決
・ノイズモディファイアを付けて強さを極小さくするとラグトレインみたいになってかわいい。
・今回は不使用だが、ビルドモディファイアを使うとタイムラプスっぽい動画が作れる。描画の速度に設定すること。
・オブジェクト、ライト、などのアニメーションは、オブジェクトプロパティの◇を押すのが分かりやすくていい。
・繰り返すアニメーションを作るときはキーフレームを指定、グラフエディタ→右側のモディファイア→ループ(cycle)
キーフレームが見えなくなった
ドープシート上部の右寄り「▲! (カーソルを合わせると「エラーのみを表示する」と表示される)が、有効になっていないかチェック