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負けられない姉妹喧嘩(ブラジャー戦争)

初めての記念すべく1発目が姉妹喧嘩だなんて。と、思いつつも打つ手が止まらないとまらない。

てことでそんなとある日を記録してゆこう。

うちは年末年始は基本的に家族で過ごすのだ。だが今年は厳しいかなぁ世間も大変だし。と半ば諦めていたが両親が帰っておいでと言ってくれた。幸いにも会社がかれこれ1年近くリモートワークのため出歩くこともほぼなく、なんなら実家でもリモートをしたりと半々生活をしていた。そんなこんなで仕事納めの後いざ帰省。

お決まりごとの一つである、下着を新調する儀式。(書き方の癖)

両親とアタシで、いざ。(目的はただ下着の購入へ)

姉は仕事で不在。大体の好みとサイズは分かるので母と、、、正しくは母が選ぶことに。

姉の下着は、すんなりと決まる。母と姉は同じシリーズの色違いを。それを見てアタシも同じのを可愛いと思ったがサイズがなかった。

アタシは昔から優柔不断。それに加えて指示待ち族だ。

なかなか決まらない。

よし!ようやく決まった!意を決して母の手元へブラジャーを!(他で意を決したい32歳)

それぞれお店の人が包装してくれた。

帰りに、実家近くに住む姉に下着を渡して帰宅。

夜になりご飯を食べに姉が実家に来た。

リビングで団欒中に姉が「下着ありがとう!凄く好みで気に入ったー!早速洗濯機に入れてきた!」と。アタシも思い出して自分の包装を開けてみた。

!!!!!は!!!!!

違う!違う!違う!(鈴木雅之ではない)

ふざける余裕もない。

「これ姉のほう!!!母よ、間違えているよ!」と伝えた。

姉がゴネ出した。嫌な予感的中。。。

「えぇー!気に入ったのにぃ!」と、アンタがそれじゃダメなんばりのマウント。

決して譲ろうとしない姉。姉は昔から欲しいものは必ず手に入れるタイプだ。

アタシは「いやいやアンダーが違うから!」(弱い!弱すぎる!)

姉「ぎゅっと締めればアンダーなんか合うやろ!(鬼)(雷)」

アタシの心の声「合う。合ってしまう。」

思い返せば当初姉のデザインの方が可愛いと思ったアタシがいる。しかし意を決して年始を迎えるための伴侶として決めたブラジャーだ。

それを今、目の前で鬼姉に奪われようとしている!その姿はまるで鬼そのものだ!!

もはやブラジャーではなく、この決意を無駄にしたくない変なプライドと取られまいとする意地が加速する!

姉(35歳)VS アタシ(32歳)

を、悲しい表情で黙りこみを決めている母(56歳)

まず平均年齢の高さに引く。

喧嘩は膨らみブラジャー本人も驚くほどの関係ない話題がとっ散らかった。

結果、鬼姉を目の前に全集中どころか散らかりまくり、何の型も呼吸も発揮できずアタシが負けた。

そして絶望の夜を越えて朝が来た。(だれ)

落ち込むアタシへ、そっと母が差し出したものは守れなかったアタシサイズのブラジャーだ!

そう。買ってきてくれたのだ。

結果的にアタシは2つのブラジャーを手に入れたのだ。(ガッツポーズ)

鬼姉に勝った気がした。ざまぁ!

ふと我に帰る。

『こんな娘は嫌だ。笑』

母よありがとうを胸に今日も娘は強く生きます。(強さとは)








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