井岡一翔対田中恒成
明けましておめでとうございます。
2020年12月31日、井岡一翔 対 田中恒成の試合が行われました。
結果は井岡一翔選手のTKO勝ち。
さすがの勝利でしたね。
鉄壁のガードとボディワークに丁寧なコンビネーション。
田中恒成選手は以前、木村選手と戦った時にパンチをもらっていたので、
今回、井岡選手のコンビネーションは防ぎきれないのではと思っていました。
田中選手は木村選手の時のように脚を使ってサイドのポジションチェンジと
角度を変えた打ち方をすれば展開も少しは変わったかなと思いましたが、
それをさせなかったのは井岡選手の上手さがあったからではないでしょうか。
しかし井岡選手も右ストレートを何回かもらっていました。
井岡選手が右に頭を倒した時に打ち下ろす形でくる右ストレートには冷っとしましたね。
後半、田中選手のボディも少し効いたように感じましたし、そのあとの田中選手の右ストレートに対しての防御も弱くなったように見えました。
井岡選手は田中選手が勢いにのって連打しようとする時には早めに距離を潰してくっつく事や、ボディワークでしのぎました。
3回ダウンを奪った左フックは流れの中で出たように感じました。
まだまだ世代交代を許さなかった井岡選手。
今後は統一戦を視野に入れているようです。
ただエストラーダとロマゴンの勝者にはシーサケットが戦うという記事も見ましたので、今後スムーズに事が運ぶかはわかりませんね。
これからもボクシングを盛り上げてもらいたいです。