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体外受精は病院選びが大事!保険診療の有無を含め、有名クリニックの特徴をお教えします。
体外受精を検討されている方は、今まで通っているクリニックで行うか、または転院されるか悩んでいるのではないでしょうか?
体外受精の成功には自分に合うクリニック選びがマストです。
体外受精には採卵誘発の方法・移植の方法・検査などクリニックごとの特徴があります。
一人一人に合う合わないがありますが、「その患者に合った方法で進める」というよりクリニックの方針に基づいて治療を行うパターンが多数。
そのためクリニックで
「どんな薬を使っているのか」
「どのような採卵を行うか」
「受けたい検査が受けられるか」
など情報を集める必要があるでしょう。
それによって大きく結果が変わることがあるからです。
その上、令和4年4月より不妊治療の保険適用が始まりました!
金銭面の負担が減って嬉しい反面、保険診療と自由診療どちらを選ぶべきか迷う方もいらっしゃるでしょう。
しかも、どの病院も一律に保険診療を行っているわけではありません。
不妊治療は選択肢が多く、どの病院に行くべきかネットで色々調べてみても、何が何だか分からという方も多いのではないでしょうか?
今回は病院の特徴、保険診療と自由診療の違い、敢えて自由診療のみで治療を進める病院についてお伝えします。
まずは「クリニックを選ぶ上での大事なこと」をお伝えします。
皆さんは何を思い浮かべますか?
時間・場所
一番近いというだけでクリニックを選ばないようにしましょう。
とはいえ通院回数が多いので、あまり遠いところではストレスにもなってしましますね。
自分なりにどこまでなら通院できるかエリアを設定してみましょう。
お仕事をされている方は何時まで診療しているかは大事なポイントになりますが、採卵周期など午前中に来院を指定されることがあります。
下の地図は当院に通われている患者様が通われているクリニックです。
![](https://assets.st-note.com/img/1654662665575-hNsaOZDSCa.jpg?width=1200)
・方針
上述のように体外受精の病院によって誘発法・移植法・検査、保険診療の有無など、どれをとっても方針が違います。
自分に合った体外受精のクリニックを調べる必要があります。
方法・クリニックの特徴については下記で述べさせていただきます。
・知り合いが妊娠したというだけで選ばない
意外と多く聞く話は「知り合いがこのクリニックで妊娠したから選びました」
確かに誰が書いたか分からない口コミよりも実際通い妊娠した人から聞いた話は信頼度が増しますね。
しかし知り合いが妊娠したからという理由で選ぶことはお勧めしません。
人それぞれ合う方法は違うので自分に合ったクリニックを選びましょう。
◇体外受精の病院の特徴は?
※東京23区の病院に限定しております。
・排卵誘発
体外受精においては採卵が一番のポイントです。
薬を一切使わない完全自然、服薬する、注射をするなど誘発の方法は様々。
しかし、「低刺激」は病院によって考え方が様々で、注射を一切しないことを低刺激と評する事もあれば、服薬と数回の注射を低刺激と表す病院もあります。
分類すると
・一切薬を使わない
・飲み薬を使用
・数回注射
・連日注射
に分けられます。
薬を一切使わない、もしくは服薬のみの病院は少なく以下の病院のみになります。
その他は全て注射を使用しています。
◇低刺激の採卵を行う病院
・加藤レディスクリニック
・Sinjuku ART Clinic
・新橋夢クリニック
・あいだ希望クリニック
・Natural ART Clinic 日本橋
・低刺激採卵のメリット・デメリット
〇メリット
・身体に優しい誘発
・通院の回数が少ない
・調整周期を設けることなく毎月採卵が可能
〇デメリット
・採卵でとれる数が少ない
・採卵日の予測が難しく、採卵が近くなると通院回数が増える
◇高刺激採卵のメリット・デメリット
〇メリット
・1回の採卵で沢山の卵子がとれる
・採卵日の調整が可能
〇デメリット
・低AMH・FSHなど卵巣に負担がかかっている場合、高刺激でも採卵できる
卵子が少なく体の負担が増える
・注射の分の金額が追加される
・通院日数が増える(自己注射の場合は来院の必要無し)
・OHSS(卵巣過剰刺激症候群)のリスクがある
いい卵子ができるのは高刺激・低刺激どちら?
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