30歳になりました。
2021年3月27日
同級生の皆様、お待たせいたしました、お待たせし過ぎたかもしれません。
僕も30歳になりました。
20代の10年間は本当に刺激的で、でも物足りなくてまだまだ出し惜しみしてる感があります。
少しだけ20代を振り返ろうと思います。
『人生山あり谷あり』と言いますが、この10年間でハッキリと「谷」の存在を目の当たりにしました。
普段はポーカーフェイスを気取ってますが、割と泣いたし、ひどく落ち込みました。
(その当時に関わってくれて支えてくださった皆様には本当に感謝しております。)
「谷」にいる時にいくらもがいても光は見えず、余計に深みに嵌まっていく現象も体感しました。
前向きに生きることは非常に難しい。
何かで気分を紛らわせると、より一層孤独になる。
そんな時に限って、色々なコミュニティからお誘いがあることも知りました。(全て丁重にお断りしましたよ。)
「明るく見えても心の中では満たされず寂しい思いをしている人がたくさんいるんだろうなぁ。」
まぁ僕もその中の1人なのですが、2、3年ほど「孤独」を味わいました。
その中で「何か行動しなくちゃ」と自分なりにJICAに挑戦したり本村と草野球チームを作ったりしていると、奥さんと出会い、結婚、大学ボート部のトレーナー契約など、行動している内になんとなく歯車が噛み合ってきた実感と人と繋がっていくことの喜びを少しずつ取り戻していきました。
みなさんが知っている表向きの僕は「多趣味」「行動力がある」的な感じで、よく褒めて頂くのですが、実はじっとしていると「ヤツに」追いつかれそうで逃げていただけなんですよね。
その「ヤツ」の正体が「自分自身」であったことに去年コーチングスクールで勉強をしている間にようやく気付きました。
この発見が相当にインパクトがありました。
「親が望んでいる自分」「職場が望んでいる自分」「友達が望んでいる自分」
そんなことを無意識で演じていたんだな。と気づきました。
もちろん演じることってすごく大事だと思います。
空気を読むことも、気を遣うことも、ガマンすることも。
でもそれに慣れてしまい、無意識になってしまうと、心が知らぬ間に疲れ切ってしまいますよね。
「本当の自分が何をしたいのか」
ここに焦点を当てながら、空気を読んだり、気を遣う、ガマンする。というアクションを起こしていくことが非常に大事なことだと学びました。
僕は子どもの頃から「引っ込み思案」「大人しい」「世話のかからない子」と周囲の大人から言われていた記憶があります。
「自分の考えを言っていないだけで褒められるなら楽だ」と子どもながらに感じました。
そうしたちょっとしたきっかけで大人になっても、「自分をガマンする」ことに対して不感症になり、ストレスを溜めやすい性格になってしまうんですよね。
こんな方は日本人なら多いんじゃないかなと勝手に想像しています。
この辺の話をし出すと止まらないのでまとめていきますが、
僕は「リハビリ」という仕事を通して、また「コーチング」という心理学を用いたコミュニケーション方法を学んだ結果、
「もっと、人生を探求したい。」
と思うようになりました。
これは他人も自分も含めた「人生」です。
これがどういう職業なのかは全くわかりません。笑
なので、7月末で8年間勤務してきた整形外科クリニックを退職(卒業)することを決めました。
考える時間、(一見)無駄なことをする時間を確保するためです。
お誘い頂いている大きな仕事もありますが、始動が来年の夏頃なので、とりあえず1年間は定職に就かない可能性が高いです。
今後のことは8月からのソロデビュー(ニート)を機に色々と発信していこうと考えています。
とりあえずこの4ヶ月間はしっかり今の整形外科での仕事をやり切りたいと思います。
という感じで、30歳になろうが40歳になろうが、「なんか違うなぁ」とか言いながら色々なことに手を出していく人生になることが確定しているので、そこを受け入れつつ・面白がりつつ・これからも人生を探求していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
30歳になった僕をよろしくお願いします(^ ^)