妊娠初期で子宮頚がんに引っかかった
前回、妊娠初期の検査で糖尿病に引っかかった話を書いた。
このときに子宮頚がんの検査にもひっかかってしまい、子宮の入り口の細胞を取る追加検査をおこなった。その結果、がんの一歩手前の「高度異形成」であることがわかった。
高度異形成の場合、子宮の入り口部分を切り取る円錐切除という手術をするらしい。手術といっても、3日ほどでできる比較的簡単なものみたい。
子宮頚がんといえば「子宮全摘出!」みたいなイメージがあったので、一部と聞いて安心した。
とはいえ、摘出した部分の検査結果によってがんの進行が発覚したら、全摘出や転移の可能性も見えてくる。幸いがんがなかったとしてもHPVウィルスがある限りは数カ月に一度の定期検診で経過を見ていかないといけない。終わりの見えない怖い病気だと思った。
「手術は産後にやりましょう」と言われたけど、半年以上も時間があくので(予定日は来年の2月)「今すぐやらなくて大丈夫なの?」と思った。怖くなって調べたら子宮頚がんは何年もかけてじりじり進行するらしく、しかも子宮の入り口を切ることで早産のリスクが高まるらしい。たしかに妊娠中は避けて産後に手術したほうがいいなと思った。
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それにしてもがんというのは、気づかないうちにじわじわと進行して、あるとき爆発するように悪くなるものなんだな……と改めて思う。うちはがん家系なのでそういう人を何人か見てきた。
私自身も、生活してるなかで(妊娠トラブル以外の)子宮の痛みとか不正出血とかもとくになく無自覚だったので、いつのまにそんなことに…?という感じだった。
しかも、食事とか運動みたいに日常で気をつけられることもとくにないらしい。
だからこそ定期的な健診が必要なのだけど、私は忙しいことを言い訳に全然行っていなかった(同じく健診に行けてない女性で、将来的に子どもを望んでる人はとくにまじで行ってほしい……!)。
今回、妊娠の健診でたまたま早期発見できたことは、奇跡みたいなことだったと思う。赤ちゃんが気づかせてくれたのかな……と前向きに捉えておこう(産後すぐに乳児を置いて家をあけるの心配だし、痛いの苦手だから手術も超怖いけど……!)。
今後も経過をnoteに記していこうと思う。