クリスタでアニメ制作
はじめに
本記事は私的メモの意図が大きいものである。
お絵描きPCソフト クリップスタジオEXを利用しての
アニメーション作成を試みている。
―――のだが、超わかりにくい。
クリスタ公式Tips、あるいはYoutube上の有志による制作工程を
拝見した。が、文章で読んでも、動画を見ても、あるいは
見ながら横でクリスタを立ち上げ触っていても、
ヤバいぐらいに分かりにくいのだ。
それでもアニメづくり未経験ながら必死にしがみついたおっさんとして、
本記事に要点をまとめることにする。
映像で分からないものを文章でまとめ伝えることは不可能なのだが、
これは私的メモである。それでも誰かの助けになれば、創作の場を盛り上げる一助になれたとして報われる思いである。
筆者概況
2024/3/25現在において、いわゆる「原画」の線画を1枚描けたかな、
それをどう動かそうかな、といったド素人段階である。
恐らく誤りも多分に含まれるが、更新をしていく事にする。
なお更新履歴は最後尾に付け足していく。
1.言葉の意味と噛み砕き
クリスタEXにおいてアニメーション制作をするには、
恐らくデジタル絵のレイヤー概念の知識が必要不可欠である。
アニメ用語と解釈を、デジ絵用語をベース知識として以下にまとめる。
主にクリスタ機能の名称の解釈・嚙み砕きとなる。
(そもそもアニメは一般単語と同音異義語多すぎ。動画とか撮影とか)
アニメーションフォルダー(クリスタ機能)
デジタル絵でいうところの、「レイヤー」を指している。
レイヤーごとに1コマ1コマ、動きを作っていく必要がある。
アニメーションフォルダーは「そのレイヤーの動きのコマをまとめて置いておくフォルダー」となる。
例として、「青空をバックに走る人」のアニメを描く場合、
上から順に「走る人」アニメーションフォルダー
「流れる地面や接地オブジェクト」アニメーションフォルダー
「流れる雲や空のオブジェクト」アニメーションフォルダー
という階層構造にする必要がある。
フォルダー
アニメーションフォルダーとは別に、通常にフォルダー機能がある。アニメーションフォルダーのなかに設置される。アニメーションフォルダー内でレイヤー構造をつくりたい時に使う。
24/4/5追記
フォルダーはもう少し自由度が高い。
アニメーションフォルダーを複数、フォルダーに入れておく。
ということで、例えば「走る人」を複数アニメーションフォルダーで
描いた場合でも、最上層のフォルダーでまとめておくことで、人の姿を
丸ごと表示/非表示にできたりする。「走る人」アニメーションフォルダー
フォルダー1「アニメーションセル1」(=1コマ目)「走る人」線画1コマ目(=レイヤー1枚)
「走る人」着色1コマ目(〃)
×
フォルダー2「アニメーションセル2」(=2コマ目)「走る人」線画2コマ目
「走る人」着色2コマ目
という構造にする必要がある。
・着色は単色にするべし
4/5 これは、続く以下の小見出しにも通じることであるが、
極力アニメーションをする対象については単色での着色が
好ましいといえる。
理由:クリッピングで後から好きにオーバーレイできるから
※影はどうすべきか?まだ判別ついてない。
・4/5 いやいや。動いてる最中に光源自体あるいは光源から角度のついた動きをしたときはどうするんだよ。また分かんない事増えちゃったよ。
・24/4/5推測:クリッピングするレイヤーにキーフレーム設定して、アニメーションで回転/移動させるとかか?でもそれだと、スピード感あるシーンでは間に合わないように思える。
となると、クリッピングレイヤー祭り開催か?
あるいは地獄のセル別着色か?そうなると、どこまでいってもパラパラ漫画…
(例:影の中から動きながら、走りながら光の差す場所へ出てくる人、など。この場合影自身の場所が動かなければセル別色塗りも大して苦ではないが、カメラ移動・影の移動・アニメーション対象の移動が重なると、もう人力でどうにかするしか無いか。マトリックス”バレットタイム”を、アクション付で描写するイメージかな?※いや、バレットタイムは光源位置が変わってないから、もう一段、更に複雑な描写になる。)
もしかして、背景3Dのアニメとかは「2Dアニメーション」ではなく3Dのアニメ書き出しをして、光源を3D的に当てているのか?
いやそれだと2D描写の人物には3D的には光は当たらない(ペラッペラの影が出来る?)しなぁ。影もやっぱり手描きなのだろうか。
・特定のオブジェクトへの着色グラデーションのかけ方
ずっと「アニメで人を動かすとき、単色ではなくグラデーションをかけるにはどうすれば良いのか」と悩んでいたが、なんてことはない
「クリッピング」と「フォルダー」を活用すれば良いだけの話だった。
・クリッピングしたオーバーレイ等のラスターレイヤー↓
・「人」フォルダー
・「人の身体」アニメーションフォルダー
・「なびきもの」アニメーションフォルダー
的な感じで作ればよいよい。トイレ行ったら思いついたわ。
最近こういう応用的なひらめきが出来なくなってきてて良くない。
2.わかんなかったけどわかったこと
実は分かってないことの方がまだまだ多い。
それらを洗い出し・整理し・更新していくことにも本記事を活用したい。
タイムライン上の取り扱い
前述の通り、コマ送りを作るモトになる概念は理解した。
しかし、タイムライン上に表示するときにアニメーションフォルダーを
階層状に表示をさせる必要がある。が、やり方わかんない。24/4/5追記
タイムラインパレット→新規アニメーションフォルダーを追加 で可能である。
当該操作をしたら、タイムラインパレットおよびレイヤーパレットに
新規アニメーションフォルダーが構成される。
また、そもそもアニメーション制作のときは、あまりレイヤーパレットは直感的操作に向いていない。
フレーム数とセル数の取り扱い
感覚的なレベルでも理解ができていない。これは恐らく、
原画動画を複数枚書いて、並べてペラペラするタイミングじゃないとつかみづらいのだろう。24fpsだけど、絵としては秒間4枚~8枚とか?イメージするアニメーションの動きと、すり合わせる必要があるんだろうね。24/4/5追記
上記の通りだが、24fpsのうち、3フレームは同じ絵→つまり秒間8枚が
映像としてすんなり受け入れられる出来栄えになる。
3.わかんねぇこと
動いてる最中に光源自体あるいは光源から角度のついた動きをしたとき
前述の通り。
4.一旦まとめ
中割りについて 24/4/5
一度6秒程度のアニメーションをつくったが、
実は原画1枚に対して、コピペ&部分的な動きを延々と足していっただけである。つまり、原画1→原画2→原画3を作った上で、中割りをつくる・・といった、本来作業とは全く別、いわば超初歩的アプローチに
終始した。
次は、2枚以上の原画と、中割りを作るアプローチで作りたい。
原画に苦労しそうだけど。。
24/4/5
クリスタは多機能難解すぎる印象だが、やはり「知識より経験」
使った方が一瞬で理解を深められる。良い事だ。