時の王
帰還
仲間b
「将軍から暗号通信がありました。」
そう言って仲間bは暗号通信の内容が書いてある紙を渡された。
敵の基地の制圧おめでとう。とりあえず本部に戻ってくれ。
イビシアン
「みんなに撤収の準備をさせておいてくれ。あいにくと今ここから動かせてくれないので
な。」
仲間b
「了解です!」
そう言って仲間bは救護テントを出ていった。
イビシアン
「なあ...そろそろ起きさせてくれ...」
「仲間に迷惑を掛ける訳にも行かないんだよ」
ソリューシャン
「今起きて倒れるほうがよっぽど迷惑ですよ」
イビシアン
「でもなぁ...今も元気なんだよな...」
ソリューシャン
「...わかりました。手伝ってきていいですよ...」
イビシアン
「ありがとうございますっと」
そう言いながらイビシアンは体を起こした
…数日後
イビシアンは将軍の部屋に来ていた
将軍
「よくやってくれた少尉。あれ以降隣国が攻めてくるという情報はない。」
「約束通り昇格だ。中尉に昇格した。部隊も大きくなるな。おめでとう」
イビシアン
「ありがとうございます。」
将軍
「それと休暇を二週間ほどやろう。疲れてるだろうしな」
イビシアン
(正直能力のおかげで全然疲れてないんだけどな...)
「ありがとうございます」
将軍
「ああそれと次の任務のことだが...」
イビシアン
(また始まった...)
(休みの間どうしようかな...)
※将軍の部屋に行くと毎回こうなります
…二週間後
イビシアン
(まーた将軍の部屋に呼ばれちまったよ...)
(テキトーに話聞くだけ聞いて用事があるとか言って引き上げよ...)
ガチャ...
将軍
「よく来たね」
イビシアン
「今忙しいので、まず要件をお願いします」
将軍
「まあまあ、そこまで急ぐでない」
イビシアン
(なんかキャラ変わってね?)
将軍
「取り敢えずそこに座りなさい」
「ゆっくり話をしようじゃないか
イビシアン
(まじかよ!忙しいって言ったのにゆっくり話をしようってんか!?)
(流石にテキトーに流して逃げるしかないな...)
将軍
「知りたくないのか?お前の家族のことを」
イビシアン
「何を言っているのですか?」
「私の家族ならとっくの昔に全員亡くなりましたよ?」
(まあ3人家族だけど)
将軍
「...君には兄と姉がいた」
イビシアン
「........へ?」
突然のその将軍の発言に理解が出来ずイビシアンは素頓狂な声を出した
イビシアン
「僕に兄と姉がいたってどういうことですか?」
to be continued
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