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宙に浮いてる感覚

今日、わたしは高校生じゃなくなった。
18歳のフリーターです、どうも。
ママ方のばあちゃんにママ氏がわたしが卒業したと(おそらく同時にわたしの進路についても)連絡したら、若いので好きなことやればいいと返信が来たらしい。
パパ方のじいちゃんはわたしが大学に落ちて凹んでると勘違いしていて、すごく気を遣ってくれているが、実際のところマトモに受験すらしていないので気まずい。卒業&就職祝いをくれたのだが、就職すらせずに夢を追いに出かけようとしているので気まずい。

卒業なんてたいしたことない。3年間人並みに学校に通っていればできる。それでも部活の後輩とか、親とか先生とか、色んな人におめでとうと言われて、拍手してもらえて、記念品もらえて、流石に気分がいい。毎日卒業式でもいいかもーと言ったらママにアホかと言われた。

みんながストーリーで卒業したーとかあげてるのを見ると、なんか不思議な感覚になる。自分があげてるのも不思議だけれど、人のを見ている時の方が、不思議。
自分の現在地がどこかよくわからない。わたし、マジで卒業したの?って感じだし、卒業できるほど何かを学んだ記憶もない。楽しかったと浸る思い出も、悔しかったというほろ苦い思い出も、たくさんあるはずなのに、全部が全部どこか遠い過去のことのように思えた。
思い出が宙に浮いている。どこかへ、わたしの意識ではないどこかへ行ってしまった。
家に帰ってしばらくするとクラスメートからラインが来た。わたしとの思い出を綴るライン。ハッとする。この子はひとつひとつの出来事を大切に瓶に入れて保管していたみたいだ。
その子のおかげでわたしは雑多な思い出に短い間だが浸ることができた。思えばこの3年間はわたしの人生を新しくしてくれた期間だったのだ。初めて油絵を描いたし、初めて映画を撮った。初めてまともに楽器をやった。初めて人前で歌を歌った。コンテストにも応募した。映画監督を本気で目指した。

そしてわたしはまたここから、新たな思い出を紡いで行く。
この先、生きていく上で忘れたくないことを記録する。18歳のわたしが胸を張っていたことを忘れないでほしい。卒業式の日、みんなが応援してくれたことを忘れないでほしい。
諦めない、気にしない、前進する。それがわたしの目標。
自分を守るためなら他人を突き放す、蹴落とす、奪う。それはわたしが決めたこと。
協力してくれる人は大切にする、感謝する、最優先する。それは最低限度の常識。
わたしは綺麗な言葉は使えないが、むしろそれを武器にするべきだと思う。(若いうちは凶暴な方がおもれーから)気とこだわりが強いのはいいことだ。
そんでたとえ、この先人に何か言われようとも関係ない。むしろ、フリーで映像制作している作家です、芸術家ですとでも言ってこっちから壁作ってやる。わたしは勘違いするのが得意なので、いっそ一生自分が特別だと思って生きてみるのもアリ。(22歳になったらさすがに将来考える。)てか今クソ無敵モードなんでまじでかかってこい。まじでぶちのめすぞほんまに


しばらくしたら落ち着いた!
みんなから貰ったメッセージ見てると心が安らぐなあ。みんなわたしのこと好きやん👀


今年卒業されたみなさん、卒業おめでとうございます㊗️
この先もお互い、体に気をつけて頑張っていきましょう!人生は長いですよ〜〜

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