6月度 LIB中国部材市況
6月度のLIB部材市況の更新です。
引用元の掲載データが少しアップデートされたので同じく材料項目についてもアップデートしております。
セパレーターに5μの市況が追加されるというのはいかに中国が電池材料で先端を走っているのかの象徴でもあります。日本だと旭化成さんが元々は薄型セパレーターと言って世界で開発していたものですが、今や中国ではこのように価格が一般公開されてしまうくらいに汎用扱いになっているということです。恐ろしいですね。
昨年12月でも電池材料の大暴落が起きて以降、やや回復基調にありましたがここにきてまさかの再度暴落です。世界のEVの普及にとっての重要な節目となる米国大統領選挙も控える中で既に暴落が始まっているというのは非常に不安ですね。中国の不景気の実態は計り知れないものがありそうです。
筆者所感としては流石にこの状態が続けば材料企業でもいよいよ淘汰が始まるのではないかとみております。
先月の記事も併せてご参照ください。
▪️6月中国リチウムイオン電池部材市況
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