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1月度 LIB中国部材市況

11月、12月と流石に暴落続きでしたので1月の市況は下がらないかなと踏んでいたのですが、半分当たって半分外れたという結果になりました。正極材やバッテリーメタル関係は微動だに動かず一服、しかしながら特に炭酸リチウムの下落がまだ止まらないことと、電池の製品価格の下落が今月更に落ち込んでいる所を見るに相当状況は深刻だなあと個人的に警戒感を高めております。(筆者は本業で電池会社に売掛金をがっつりかけております・・・・💦)

ご参考までに先月の記事も併せてご参照ください。
https://note.com/so_nandachem/n/n5e90dae58cb7


先月の記事では正極材とその原料が大きく暴落し、負極材、電解液、セパレータ等の材料は微減だったものが今月では負極材、電解液、セパレーターの下落が目立ちます。電池セルの製造コストの半分を占めると言われるのが正極材ですので、需要家からするとまずは正極材のコストを下げさせたのが先月で、ある程度値下げが済んだので他の主材にメスを入れてきたというのが1月という格好かと想像しております。

具体的な負極、セパレーター、電解液、添加剤、電池の市況価格・変動幅については下記をご参照ください。

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