Pauperオリジナルデッキ雑紹介 スターフライヤー/Star Flyer
概要
Pauper界屈指のアドバンテージ付き軽量飛行高打点クロックを大量に並べて殴りつつ、ドレインも絡めてライフレースを強引に制することを目指すデッキ。
リスト
メインボード
4:《当世/The Modern Age》
4:《台所のインプ/Kitchen Imp》
4:《こそこそサクサク/Sneaky Snacker》
4:《刷新された使い魔/Refurbished Familiar》
1:《改良された縫い翼/Advanced Stitchwing》
4:《血の泉/Blood Fountain》
4:《吸血鬼の口づけ/Vampire's Kiss》
1:《ディハーダの策謀/Dihada's Ploy》
3:《命取りの論争/Deadly Dispute》
3:《物読み/Thoughtcast》
1:《綿密な分析/Deep Analysis》
3:《喪心/Cast Down》
4:《血管の施し/Alms of the Vein》
2:《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》
4:《不快な泉/Soured Springs》
4:《霧霊堂の橋/Mistvault Bridge》
4:《教議会の座席/Seat of the Synod》
1:《島/Island》
4:《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
1:《沼/Swamp》
サイドボード
4:《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
3:《息詰まる噴煙/Suffocating Fumes》
3:《青霊破/Blue Elemental Blast》
2:《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
2:《黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose》
1:《死者の眠り/Sleep of the Dead》
説明
ブラッドノワールの様々な試行錯誤の中の副産物。
タッチ赤を捨てて青にシフトした、青鈍の型。
基本は概要の通り。
素早く飛行クロックを並べて殴り続け、ドレインを絡めてライフレースを制する。原則として思想はアグロなので、テンポのためなら《こそサク》の素唱えも厭わない。
サイズ勝負や盤面のコントロールは基本できない。最低限の除去呪文だけ携えつつ、基本的には殴り続けて速度勝ちを目指す。カルドーサレッド相手などでない限り、守りに回ることがもたらす勝ち筋は少ない漢気構成で、そこもプレイ体験として好きなポイント。
調整案メモ
・細かい部分だが、《縫い翼》外して《ディミーアの水路》など土地１枚増やした方が良さそう。そうするつもり。
・《血管の施し》の枠を《ゴルゴンの世捨て》に差し替えることで盤面を強化する案もある。その場合、対テラーなど動きやすくなる上、本家ブラッドノワール同様に初見殺しが多々発生すると思われる。ただし、２マナという意味でもダブルシンボルという意味でも雑な差し替えはできず、それなりにマナベース調整が必要な点に注意。加えて、自転車操業であるルーティングエンジンの始動が遅れるリスクがある点にも留意すること。
・今は枠を取れていないが、《こそこそサクサク》とのシナジーで筆頭に上がるのが《渦まく知識》。これがあると、相手のターンにチャンプブロックして即帰ってくる動きが取りやすくなり、ライフレースの側面で強くなると思う。《刷新された使い魔》のためのアーティファクト系の諸々の都合と、アグロ思想で《トロール》《ロリアン》《灰のやせ地》などテンポロス土地を入れたくなかったことが理由で、シャッフル手段にあたるカードを入れる枠の余裕を作れず、《こそこそサクサク》との噛み合わせ以外の価値が低いことから今回は入っていない。シャッフル手段含めて上手く枠を作れるなら採用筆頭候補。
・赤タッチする紫檀の型もアリといえばアリ。アグロ思想として色を増やすことによるテンポロスは見過ごせないが、《屑鉄造りの雑種犬》や各種赤系サイドボードなど本家ブラッドノワールのメソッドに加えて、赤いルーティングカードも採用を検討できる。その場合、マナベース調整に際して《煮沸地帯》や《トロール》などが入り、結果的に《渦まく知識》も取ることになるのかなと思う。
・《刷新された使い魔》の期待値をどう持っていくか次第だが、ミラディンランドはメタを見て減らしてもいい。
・《物読み》は、割と互換が効く。《命取りの論争》系を増やすのも手だし、《綿密な分析》《入念な研究》なども候補に入る。そのため、土地によるアーティファクトカウント確保は殆ど《刷新された使い魔》のためのものであり、もし使い魔の枠を他で妥協できるならアーティファクトギミックごと抜いてしまっていい。しかし思想としてそこは妥協したくないので、そうしていない。
・肌感だが、上記を含めてメインサイドの細かい部分は実益以上に思想を優先する気持ちで組んでいる。