Pauperオリジナルデッキ雑紹介 シミックフラッド
概要
色マナ縛ってデカいので殴る
リスト
メインボード
4:《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid》
4:《ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantress》
3:《尖塔のゴーレム/Spire Golem》
4:《定業/Preordain》
4:《対抗呪文/Counterspell》
3:《ブーメラン/Boomerang》
4:《海の要求/Sea's Claim》
4:《広がりゆく海/Spreading Seas》
4:《見紛う蜃気楼/Convincing Mirage》
4:《幻影の地/Phantasmal Terrain》
12:《島/Island》
4:《絡みつく島嶼域/Tangled Islet》
2:《霧氷林の滝/Rimewood Falls》
4:《ロリアンの発見/Lórien Revealed》
サイドボード
4:《払拭/Dispel》
4:《嵐の乗り切り/Weather the Storm》
3:《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
3:《祖先の仮面/Ancestral Mask》
1:《残響する真実/Echoing Truth》
説明
これの、身以外をほぼ青単に寄せた型。
当初は青単で考えたが、生物があまりにも細く、どの相手にも「勝ち切れずズルズル負ける」構図が見えたため頓挫。最大限に青単に寄せつつ、最低限の緑マナを確保してナーリッド8枚を採用した。一応島オーラのうち2種は自分に貼れば緑を出せるが、そこには頼らない前提のバランスにしている。
バント型との差異
生物と島オーラ以外全然違うので比較するものでもない気はするが、バントと比較した主な違いは以下。
ざっくり総括すれば「押し付けの出力は落ちつつ、柔軟性を得た」形。基本的にバントの方が強そうではある。
デメリット
・バント側の記事でも書いたが、《楽園の拡散》《豊かな成長》が無いことで《オーラのナーリッド》のサイズが落ちる。盤面勝負の面でも遂行速度の面でも痛い。特にvs親和では、簡単にタフネス4を切るので《感電破》圏内であり、かなり厳しくなる。
・青単に寄せており3色目に触る余裕がない都合で、絆魂オーラや全体除去の採用が難しく、「ライフレースをまくる」ことが困難。対アグロは《嵐の乗り切り》《砂嵐》などで誤魔化す必要あり。
メリット
・島オーラが16枚になりつつマナベースが青に寄り、かつ《定業》をスムーズに採用できるようになったことで、最序盤の島オーラ複数展開が安定化。1T〜2Tと連続して貼ったり、3〜4Tに複数一気に貼ったりできることから、後手からでも土地を潰しやすくなった。
・《対抗呪文》《ブーメラン》により、シンプルに柔軟な対応ができるように。ただし最序盤はメインからゴリゴリに動くデッキであり、他に一緒に構えるカードも無いので、コントロールやクロックパーミッションのようなやりとりではなく「クリティカルなところを弾く」に寄せた使い方になる。無限コンボ、除去、統治者イニシアチブなど。
※基本的な用途ではないが、《ブーメラン》で土地を戻したり(特にバウンスランドや野火対応で)、《対抗呪文》で《命取りの論争》を弾いたりすることで、どちらも島オーラと同じ「マナ基盤妨害」への参加が可能。地味ながら一貫性があると言える。
・《クルフィックスの洞察力》が《定業》《ロリアンの発見》になり、用途が増えつつ構築上の制約が取り払われたことも、柔軟性の向上に寄与している。