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今週のラグビーニュース#43

こんにちは!現役ラガーマンジャーナリストの岸岡智樹です!

今回は今週のラグビーニュースシリーズ第43弾です!!

今週7月5日~7月11日の1週間に起こったラグビーニュースをお届けします!!


〇新リーグに向けて

新リーグに向けて各チームが動き出しています。
今週僕の目に留まったのは、神戸製鋼のクラブハウスの工事についてです。

ラグビー・トップリーグ、神戸製鋼が7日、8月に完成予定の新しいクラブハウスの概要を説明した。現在のクラブハウスの老朽化に伴って、隣接したテニスコート4面分の敷地に建てられている。内装工事中のため、外観を眺めながら、ラグビー部支援室・平田貴博さんが紹介をした。その言葉から、“オールブラックス”のエッセンスが存分に注入されていることが伝わった。


その他新リーグに向けて選手の補強?が行われ、続々と移籍選手の発表があります。

2020-21シーズン後にHonda HEATを退団した日本代表PRの具智元が、神戸製鋼コベルコスティーラーズに加入することが7月9日に発表された。
 具は2019年のラグビーワールドカップで日本代表初のベスト8入りに貢献したメンバーのひとりで、今夏の欧州遠征でもブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦とアイルランド代表戦で背番号3をつけて奮闘した強力なスクラメイジャー。注目されていた移籍先が決まり、「伝統ある神戸製鋼コベルコスティーラーズに入団できることをとても嬉しく思います。チームに必要とされることを誇りに思い、勝利に貢献できるよう全力で頑張ります。一日一日を大切に全力でチャレンジすることで、さらに成長した姿を見せたいと思います」とコメントした。


三菱重工相模原ダイナボアーズが7月7日、2021-2022シーズンに新加入する6選手を発表した。
トップリーグを経験しているSH岩村昂太(前 トヨタ自動車)、WTBタウモハパイ ホネティ(前 クボタ)、LOサム・チョンキット(前 宗像サニックス)のほか、PR石井智亮(前 近鉄)、PR相原汰郎(前 セコム)、FL佐藤弘樹(前 清水建設)がダイナボアーズの一員となる。


NTTコミュニケーションズシャイニングアークスが来年1月スタートの新リーグへ向け、日本代表やビッグネームを含めた豪華な補強をおこなった。7月5日に2021年度の新加入選手・スタッフを発表。


変革期にある宗像サニックスブルースが7月5日、新しいシーズンへ向けての新体制を発表した。
7月の自主トレ期間を経て、8月から全体練習が始まる予定だ。
宗政寛代表、新任の渡邊敏行部長のもと、チームは松園正隆監督、ダミアン・カラウナ ヘッドコーチ体制で再浮上を目指す。


〇アカデミー情報

新リーグへの参入条件にアカデミーの創設がある。
どんなチームがここに対して能動的に動いているのかも是非知っていただきたい。

復興庁が主催する「子ども復興五輪」が10日、東日本大震災で被災した岩手県釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムで開かれた。県内の小学生20人が、地元のラグビーのクラブチーム・釜石シーウェイブスの選手らからボール捕球やパス回しなどラグビーの技術指導を受け、交流を図った。


ラグビーのトップリーグ(TL)を刷新して来年1月に開幕する新リーグに向け、神戸製鋼が着々と準備を進めている。参入条件となるアカデミー(育成部門)の創設に伴い、7月から兵庫県内の小中学生を対象に体験会を開催。新たなクラブハウスの完成も迫り、名門を取り巻く環境は大きく飛躍する。



アカデミーではないのですが、おそらく意図としては同義な活動を現在個人で活動中です👇

今週は第2回ということで、広島県尾道高校グラウンドで開催してきました。

来週は九州地方、福岡県での開催となっています。
まだ空きがありますので、是非ご応募お待ちしております。


👆第1回大阪開催のレビュー記事です。

第2回の尾道開催のハイライト映像はこちら


しつこいようですが、雰囲気を感じていただきたいので、雰囲気のわかっていただけるものを掲載させてください!


〇ヒートアップする大学ラグビー

ついに情勢が動いた。
同志社大が昨季の大学選手権王者・天理大を破った。
7月4日、関西大学春季トーナメントの決勝戦と3位決定戦が天理親里競技場で行われた。決勝は同志社大がリードを保ち続け、天理大に35-19で勝利。天理大から2015年秋以来となる白星を挙げた。3決では京産大がセットプレー、ブレイクダウンを制圧。関西学院大を90-5と圧倒した。

こんな記事が上がってくるのが、楽しみでしかたありません。
そんなことを感じるのは僕だけでしょうか。。。

天理を本気で倒してみないか。
近大の福山竜斗主将が同期にそう問いかけた。
大学1年生の時だ。
福山主将が初めて天理大と対戦したのは、1年時、秋の関西リーグ。SOで先発したが、チームは0-50と大差で敗れた。力の差を痛感したという。
「同じ大学なのにここまで差があるのかと。1年生の時から体づくり、チーム作りをやっていかないと、3年後には追いついてないと思った」


また、大学ラグビーに関する記事では新人選手も取り上げられていました。
(花園を湧かせた選手が進学した大学を応援するという流れは個人的にかなりオススメです!)

ラグビーの大学春季大会がコロナ禍、今春は何とか開催された。昨年は中止となったが、個々の選手やチームの成長の貴重な機会。関東は6月末に終了し、対抗戦とリーグ戦のチームが戦う形で、A~Cのグループに分かれて行われた。一部の試合は中止になったが、各大学でルーキーも躍動した。まず、関東大学対抗戦Aグループの8校に入った新人選手から見ていきたい。


〇テストマッチの行方は?

南アフリカラグビー協会(SARU)は7日、チーム内で新型コロナウイルス感染者が多数出ていることを受け、同国ヨハネスブルクで9日に予定されていたジョージアとのテストマッチを中止したと発表した。


ラグビーテストマッチが7日、オーストラリア・ブリスベン(Brisbane)で行われ、オーストラリアは多くの選手を欠いたフランスに一時15点のリードを許したが、最後はノア・ロレシオ(Noah Lolesio)のペナルティーゴールで23-21で逆転勝利し、3試合のシリーズ初戦を白星で飾った。


ラグビーテストマッチが10日、ニュージーランド・ダニーディン(Dunedin)で行われ、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)はフィジーに苦しみながらも後半にデーン・コールズ(Dane Coles)が4トライを決めるなどし、57-23で勝利を収めた。


ラグビーのブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)は10日、南アフリカ・プレトリアでシャークス(Coastal Sharks)と対戦し、71-31で勝利した。


〇その他のニュース一覧

このニュースをSNSで見た時衝撃が走りました。

7月6日、東大・安田講堂で会見があり、丸和運輸機関が大きなプレゼントを東大に手渡した。
社会人チーム(トップイーストCリーグ)に所属する同社(以下、丸和)は、和佐見勝社長が個人として東京大学に20億円相当の寄付をすることを発表した。


大阪・枚方(ひらかた)の市立中学校では、「弾力化」という言葉がある。
校区の中学に希望する部活がない場合、市内に限り、その部活のある中学に行ける。柔軟な対応が「弾力」である。
市内の公立は19校。ラグビー部は中宮(なかみや)、さだ、楠葉(くずは)、枚方三、杉の5校にある。


夜、練習後にひとり、ラグビーグラウンドで大の字になり涙を流した――。ラグビートップリーグ選手を引退後、組織コンサルティング会社に転職した西田創さん(38)の原点は「挫折」だったと言います。経験則を元にした指導の限界を痛感。所属の大手企業を退職し、マネジメントを学ぶ道を選びました。今年5月、バスケットボールリーグ「B.LEAGUE」チームの社長に就任した西田さんのセカンドキャリアを聞きました。


東京オリンピックに臨むラグビー(7人制)男子日本代表の藤田慶和が、7月9日に大会本番への意気込みを語った。
5年前のリオ五輪はバックアップメンバーに入ったものの試合に出られずに本当に悔しいオリンピックだった。メンバーに選出されて、いまはすごくうれしいが、外れた選手たちもいる。その思いも背負って戦っていかなければいけない責任感を感じている」


引退の理由がケガだったら、どんな感情になったか。
仕方ない。それもラグビーの一部。そう思えただろうか。
実力の世界だ。戦力外通告なら諦めもついたかもしれない。


ラグビー日本代表プロップの稲垣啓太(31、パナソニック)が9日までに自身のツイッターを更新。海外遠征から帰国して隔離生活を送るホテルにファンから差し入れが届いたことに困惑した。



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岸岡智樹/Kishioka Tomoki
いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。