何を言うより誰が言うのか
普段接する人から言われる言葉。
それはどこまで子供達に響いているのだろうか。
そんなことを考え始めたのは、大学生の頃。
強豪大学に進学をし、試合に出場していると、子供達が自分を見る目がみるみる変わっていくことを実感した。
自分自身も幼少期、学校の先生や、親、ラグビースクールのコーチなど、さまざまな大人に教わった。
もちろん心に残っている言葉はたくさんあるが、それよりもテレビや雑誌、今ではYoutubeなどで目や耳にする言葉の方が心に残っていることがあることに気づく瞬間があった。
その差はなんだろう。
身近にいる人と、影響力のある人が発する言葉の"差"。
ラグビーの関して言えば、特に現役のトップ選手が影響力のある人に該当するであろう。
仮に、「毎日勉強することが大切!」ということを、いつも言われているお父さんやお母さんに言われていても、いつの間にかその効果や薄くなり、逆に嫌になってしまう原因にもなりかねない。
だが、自分自身が憧れとするラグビー選手が、「ラグビーが上手くなるためには、勉強することが大切だよ」というと、この効果はどうだろうか。
言及するまでもない効果が目に浮かぶだろう。
でも、この効果を活用している人(現役選手側と、親側)はまだまだ少ないと思う。
僕自身は、自分自身が発する言葉が、他人よりも優れている場面があると気づいてから、SNSにて発信を始め、2021年からは全国各地で移動型のラグビー教室を開催している。
これは、情報がありふれた世の中だからこそ、発する内容よりも、発する人間に着手したからである。
「どんな内容を言うのかではなく、誰が言うのか」
このことに、目を向けて見ると短期的かつ長期的な目線で、子どもたちにモチベーションやワクワクした感情を与えることができる。
だからこそ、ラグビー教室は全国各地で開催し、1人でも多くの子どもたちにFace to faceでアプローチできる機会を創出するとともに、現代だからこそのオンラインを活用した"学生向けオンラインラグビーコミュニティ"RugbyHubの運営も同時進行で行なっている。
そこに加えて、岸岡智樹という選手の価値だけでなく、多くの選手を招くことで、その価値を増大させています。
よく「大人を活用するもんだ」ということを言われますが、今はその中でも現役選手を活用するという考えもあって良いと思います!
我々選手は次世代の未来ある子どもたちに、憧れの存在であり続けるとともに、情報や環境を提供する役割を担っています。
ぜひ現役選手の力を借りたい方はご連絡ください!!
いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。