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ラグビー理解度向上の"マストアイテム"は『ラグビーノート』

2021年に全く新しい形のノートを製作、販売開始しました。
その名もラグビーノート”Protos”

今回はノートが持つ本来の価値やメリットを再認識していただき、ラグビーが大好きな皆さんがノートを通じてよりラグビーの理解度が向上し、パフォーマンス向上やよりラグビーが好きになるための内容をお届けしてきます!


ノートをとる5つのメリット

ノートをとる5つのメリット
1.記憶の定着
2.集中力の向上
3.思考のきっかけ
4.振り返りができる
5.話し手からの信頼獲得

1.記憶の定着

ノートをとることで記憶効率を高める働きがあります。
手で文字を書くという複雑な運動によって脳が刺激され、情報をより長期的に記憶できるようになります。PCやタブレット、スマホよりも書くことに時間を有する場合がありますが、時間がかかるという効率の悪さが逆に認知能力に作用して、情報が脳に蓄積されやすくなるとも言われています。

2.集中力の向上

PCでのタイピングやスマホでのフリック入力を考えていただけるとわかりやすいのですが、話し手の内容を上述の方法と手書きだとどちらが早いでしょうか。おそらくほとんどの人がPCやスマホを選ぶと思います。
これは早さのあまり、機械的な動きになってしまい情報は記憶に残りにくい側面があります。一方、手書きだと会話スピードに追い付くことはまず難しいと思います。メモを取るときに人が行っていることは、無意識に必要なことを頭の中で考え推敲し、自分自身で文字化していくことになりますので、集中力が必然的に高まる働きがあります。

3.思考のきっかけ

ノートを取る際に文字を書くことで、脳の「前頭前野」という部位が働きやすくなると言われています。東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太氏によれば、前頭前野は「考える」「記憶する」「アイデアを出す」「判断する」「集中する」「感情と行動をコントロールする」など、人間にとって重要な働きを多く担う部位。スマートフォンなどのデジタルツールは前頭前野の働きを抑制してしまう一方で、手書きでは前頭前野の働きが活性化し、日々の学習によい影響を及ぼすと述べています言葉を言い換えるとノートは「思考の道具」と呼べます。

講義をやっていて苦しいのは、学生が終始無反応のときです。これは「のれんに腕押し」の状態で、自分のエネルギーが吸い取られてしまうように感じられます。オンライン講義でみんながビデオを切った状態では、自然にうなずく仕草すら見えないので、その傾向が強まります。そんな中さらに不安を感じるのは、講義中に学生がどの程度ノートを取っているかが見えないということです。ここ数年来、机上にノートや筆記用具を置かずに受講する姿が目につくようになりました。中にはパソコンでメモを取っている学生もいますが、スマホを片手にただ聞いているだけ、という学生も少なからずいます。その背景には、小学校などで「話しを聞くとき」と「ノートを取るとき」を分けるよう指導している実態があり、「話しを聞きながら考え、メモを取る」というマルチタスクが、もはや身についていないようなのです。教科書がデジタル化され、タブレット端末だけを使うようになったら、生徒や学生は全くノートを取らなくなってしまうかもしれません。そのような学習で、記憶はどの程度残るものでしょうか。

東京大学 酒井邦嘉教授によるコラムから抜粋

👇本文はこちら👇


ノートを取る時を思い出すと、「どこに何を書くのか」から考え始めていますよね。内容だけでなく、配置や大きさなど複合的に考えていることが、集中量増加を含めた思考のきっかけになっていることが実体験からも感じていただけると思います。


4.振り返りができる

ノートを取る習慣癖をつけることができると、振り返りも自然と行える環境を作ることができます。何か形に残ったものがなければ復習は難しいですし、後から見直すことで自分が何を理解出来ます。重要度や要点を整理することが出来、どこの記憶が曖昧なのかを再認識する行為にも繋がり、記憶の定着力も確実に高くなります。過去の記憶と現時点での考えを照らし合わせながら振り返りを行うことができれば非常に効果があります。

5.話し手からの信頼獲得

メモを取る習慣を持っていると、相手からの信頼感がアップします。
人の話を聞きながらメモを取ると「きちんと話を聞いている」という意思表示に他なりません。一生懸命説明しているのに、相手がメモを取らないでいたら「大丈夫?何度も説明したくないんだけど」という気持ちになってしまうと思います。その一方できちんと頷きながらメモを取ってくれていれば、安心して仕事を任せられるということにも繋がります。


これ以外にもメリットはたくさんあると思いますが、ノートを取ることにデメリットはないのでしょうか?


ノートをとるデメリット

・時間がかかる
・自己満足で終わってしまう場合がある

【時間がかかる】
普段パソコンやスマホを使っていて、紙にペンで何かを書く作業をほとんどしない、という人にとって書くという作業は大変面倒で、時間がかかるものだと思います。メモを取っている間、話をしている人に少し待ってもらったり、メモを取っている間に話を聞きそびれてしまう可能性もあります。

【自己満足で終わってしまう場合がある】
皆さん学生時代にカラフルなボールペンを多数筆箱に揃えて、ノートを見やすくやかりやすいようにまとめている同級生はいませんでしたか?
一生懸命ノートを取っているのですが、あまり学校の成績はよくなかったり。。。さらにノートを見せて見せて!とせがまれる立場になってしまったり。ノートを書くことが目的になってしまっているケースがあります。その内容を学ぶ・覚えることを怠ってしまっています。ノートをとることはあくまで手段にすぎないので、書くことが目的にならないように注意しましょう。


思い付くラグビーノートとは

これまでにあったラグビーノートと言えばどんなものがあったでしょうか?

ネットで出てくる(一般的な)ラグビーノートは「表紙に"Rugby Note"と書かれただけ」のものでした。

(補足)上記は2020年時に確認した時のこと。現在2022年は一部内容にこだわったラグビーノートが世に出てきていることも事実。

この表紙に装飾があるだけのノートが良い/悪いという議論をしたいわけではありません。

論点はそういったノートがこの世の中にあったのかどうかという点になります。

2020年時にこの疑問を持ち、色々と調べていく中で理想的なもの(本当に価値のあるもの)を見つけることはできませんでした。

こんなにもラグビーを真剣にやっているのに、その価値を引き出せるアイテムがないことは勿体無いと感じ、自分自身がノートの価値を最大限ラグビー的に引き出せるものを作ろうと決意しました。

それが「ラグビーノート"Protos"」です!!


全く新しいラグビーノート”Protos”とは

ラグビーノート"Protos"

ラグビーノート"Protos"とは
ラグビー界初のラグビー専用ノート。グラウンドページと日記ページから構成され、グラウンドページでは実際のサイズ比で作られたグラウンド図に試合情報やサインプレーなどを、日記ページではその日あったことなどを日記欄に記入して思考の整理などに活用することが可能。

このProtosの最大の魅力は、現役ラグビー選手が学生時代に欲しかったと感じる内容を全て盛り込み、グラウンドでの理解度向上やレベルアップはもちろん、学業にも良い影響を与えるようにとラグビー専用に制作したことです。


【Protos】 とは
古代ギリシャ語で「第一の」「前の」という意味をもち、ギリシャ神話に登場する「姿を自由に変えられる海の神」であるプロテウスの語源ともなる言葉。

ノートの名前の由来

そんなProtosという単語ですが、このノートの名前に付けた理由は

これまでになかったという意味での”最初”ということと、使っていただく方にも人生を豊かにする”第 1 歩”を踏み出してほしい

という想いからです。


👇ラグビーノート"Protos"の詳細はこちらをご参照ください👇


こだわりポイントがかなり多くあります。
気になる方はこの記事だけでは中身を見ることが難しいと思いますので、ぜひ上記リンクから詳しい中身を覗いてみてください!!


さらにProtosにはアップグレードしたProtos Ⅱが存在します👇

ラグビーノート"Protos Ⅱ"

👇詳細はこちら👇


2021年にProtosをリリースし、同年50名のテストユーザーを募集。
約3ヶ月に及び使用感をお聞きしました。
そこでいただいた良さや改善点をもとに改訂版としてProtos Ⅱを制作することにしました。

具体的な変更内容などは上記記事に詳しく記載してありますので、ぜひご確認ください!!


現在ラグビーノート"Protos" 及びラグビーノート"Protos Ⅱ"は下記オンラインショップからのみ購入いただきことが可能です。


ラグビーノート“Protos”の使い方紹介

ラグビーノート"Protos"とは
ラグビー界初のラグビー専用ノート。グラウンドページと日記ページから構成され、グラウンドページでは実際のサイズ比で作られたグラウンド図に試合情報やサインプレーなどを、日記ページではその日あったことなどを日記欄に記入して思考の整理などに活用することが可能。

上述のようにこのノートには「グラウンドページ」と「日記ページ」が存在します。

グラウンドページ
日記ページ


☆使い方の参考例☆

画像をタップすると拡大することができます


実際の使用例

中学生男子の例

グラウンドページには必要なサインプレーをグラウンド図に書き込み、フリースペースには、栄養セミナーで学んだことを書き留めている

グラウンドページ

日記ページでは1週間の出来事を3~5行程度にまとめ、フリースペースには月間の振り返りと、試合に向けてのまとめを書き留めている

グラウンドページ


中学生女子の例

グラウンドページには新しく覚えたルールを書き込み、自分の疑問点や+αの内容も書き込んでいる


オススメの使い方

グラウンドページと日記ページは表裏になっていますので、これを1週間かけて埋めていくということが一番おすすめになります。

例1)1週間の練習メニューを書き込んでみる
グラウンドページ:練習で出てきた課題やサインプレーなどをグラウンド図の中に書き込む。
日記:1週間のメニュー構成や、そこで意識すべき点を書き込む。

例2)週末の試合に向けた日々の日記を書き込む
グラウンドページ:試合に向けたサインプレーや相手の特徴などをグラウンド図に書き込む。フリースペースにはチームのテーマやユニット単位、個人レベルまで深ぼったテーマ設定を書き込む。
日記ページ:試合に向けた日々の気持ちの整理や日々学んだことを書き込む。

などなど。
実際の使用例を見ていただければ分かる通り、ノートの使い方は本当に人それぞれです。


ノートの名前の由来である

これまでになかったという意味での”最初”ということと、使っていただく方にも人生を豊かにする”第 1 歩”を踏み出してほしい

という意味にもあるように、このノートを通じて新たなる1歩をぜひ踏み出してほしいです!!


ラグビーノートが理解度向上に繋がる秘訣

ノートを取るメリットでもお伝えしたように、ノートを取ることで思考にキッカケになったり、頭が整理されたり記録が定着したりします。

勉強に置き換えると「頭が良くなる」といっても過言ではないと思います。

ラグビーはフィジカルスポーツですが、その裏側には緻密に練られた戦術が存在します。

言葉を選ばずにいうと、脳筋バカではダメということです。


ラグビーはルールも事細かに決まっていますし、ポジションも15個存在することからその理解度を高めることは非常に大切になってきます。

よく「ラグビーIQ」「ラグビー偏差値」という言葉を耳にするように頭で考えるということはマストスキルと捉えていただきたいです。


グラウンド内で考えることはもちろんですが、グラウンド外でもラグビーを考えることで理解度を向上させることができます


そのためのアイテムがノートになります!!


自分の頭の中を整理してみたり、想像を広げるツールとして使用することができます。


メリットの3.4で紹介した「思考のきっかけ」と「振り返りができる」という点が理解度向上にはとても役立ちます。


グラウンドで教えてもらったことを振り返り、文字にする。
グラウンドで教えてもらうときは口頭ですが、振り返りの時は文字にする。

これだけでも、どんなことを言われていたのか、それはどういう意味なのかを理解することができますし、仮に理解できていなかった場合、ノートを前にしてもペンは動かないでしょう。

自分が理解できている部分、理解できていない部分を把握することにもつながります。


理解度を高めるにはしっかりと復習するということが大切になりますが、他の視点として新たな目線を持つことも大切になります。

グラウンドをじっと眺めてみたり、上から俯瞰してどんなことが起こっているのだろうと考えるだけでも、グラウンドにいて平面で物事を考えていることから変化を起こすことができます。

グラウンド図はそのために記載されているものであり、サインプレーを考えてみたりと実施に見ているものと頭の中のイメージを照らし合わせることに効果的です。


足が早ければ良い。体が強ければ良い。キックを飛ばせれば良い。


ラグビーはそんな単純なスポーツではありません。
頭脳の成長もプレーヤーの成長の一部です。

ラグビーノートは理解度向上にとても効果的ですので、ぜひラグビーノートをつける習慣を作ってみてください!!


こちらラグビーノートの活用術が記載されています!
かなり具体的な内容が書かれていましたので、気になる方はチェックしてみてください!


"ファン向け"ラグビーノートの使い方

ラグビーノート"Protos"は選手だけでなくファンの方々にもお使いいただくことを想定して設計されています。


ファンの方の使用例

グラウンドページを使用してオリジナルのメンバー表を作成

試合観戦記としてお使いいただくことが可能です!


ラグビーの試合は基本週末に行われますので、日記ページはそれまでの1週間のまとめにも使うことができますし、選手のことやチームのことなどを書き留めることに使えるかもしれません!!

選手用にもそうでしたが、ファンの方々の方がより個性を出した1冊を作ることができると思います!!


【番外編】文武両道にもこのノートが役に立つ?

筆者の岸岡自身は学生時代から文武両道を目指していました。
高校、大学の進学基準は日本一のレベルで文武両道を行うこと。

高校実績:学業は高校3年間オール5、部活動は高校ラグビー日本一
大学実績:早稲田大学教育学部数学科在籍、大学ラグビー日本一

このように今振り返れば良い実績となりましたが、学生時代をこの結果を追い求めて文武両道に励んでいました。


中学時代まで遡ると、そこまで学業も優秀な生徒ではありませんでした。
5教科の平均点は75~85点ほど。
テスト時期や科目によってばらつきがありました。

ですが高校生になり、ある転機がありました。


それは大好きで没頭していたラグビーと、嫌で嫌で仕方がなかった教室での勉強がリンクしたことにあります。


そのきっかけはまさにラグビーノートでした。

当時はただのキャンパスノートを使用していましたが、ラグビーでとるノートの内容に板書を書き写すということは基本存在せず、監督やコーチ、仲間が発したことを自分の言葉でまとめます

でも、教室では先生が前に板書したものを機械的に書き写すだけ

ラグビーは真剣に上手くなりたくて、自分にプラスになると思ったことは聞き逃さずメモしていたにも関わらず、学校の先生が言ったことは全て右から左に抜けていっていることに気づきました。

それに気づかせてくれたのがまさにノートの存在。

これに気づいてからノートの大切さを実感しました。

その翌月からBチームにいた僕自身はAチームに入るチャンスにも恵まれ、学校のテストでは平均点が5点もアップしました。


その背景があり、社会人になって理想的なノートの製作を心がけました。


教室で習ったことがラグビーに生かされる部分はとても多くありますし、逆にラグビーで培ったことが学業に生かされる部分も多く存在します。

ほとんどの人はそれを理解できていません。

この事実を理解することができれば、文武両道を本当の意味で達成することができると思います!


文武両道についてstand.fmで話していますので、よければ聞いてみてください!


「学業がラグビーに生かされている」ということがわかる記事がこちら


ラグビーノート"Protos"購入情報

現在ラグビーノート"Protos"及びラグビーノート"ProtosⅡ”は下記オンラインストアのみで販売しております!!

ぜひお買い求めください!!


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岸岡智樹/Kishioka Tomoki
いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。