君に恋して

私たちはまだ出会ったばかり。

時代がDynamiteで染まる中、受験生だった私は1人取り残されていた
少し肌寒くなってきた10月に、私は彼らの先輩を勧められた
熱しやすい私はすぐにハマった
世界中で流行っているとは梅雨知らず。

そんなある日
ただ単に「テヒョン」を調べただけ
調べただけだった
あの大きく丸い目を持った「カンテヒョン」と出会うなんて誰が想像したであろうか
その大きな瞳に惹きつけられるように
吸い込まれるように
私は「TOMORROW X TOGETHER」の世界へと足を踏み入れた

5人。
異様に少なく見えた
ただ、圧倒的なビジュアルと実力
新人とは思えないオーラを放っていた

第一印象は
ヨンジュン　　独特な顔で苦手かもしれない
スビン　　韓国人っぽい
ボムギュ　　王子様のような中性的な顔
テヒョン　　大きな目と高い鼻で理想的な顔
ヒュニンカイ　　ハーフらしい顔立ちで惹きつけられる美しさ
ヨンジュンペンには申し訳ないです本当に
今はかっこいいと思ってます笑

この時はまだ、スビンのかっこよさには気付いていなくて

私が最初にかっこいいと思ったのは
末っ子で可愛らしいヒュニンカイで。
スビンとヨンジュンが中々覚えられなかったものの、私はヒュニンカイペンになるはず……だった

TXTと出会って数週間経った時に放送されたベストアーティスト
先輩方を見るために待機していた私はTXTが出ると知らなくて
タイミング良く、たまたまTXTを見れた

「9と4分の3番線で君を待つ」

この時もまだスビンとヨンジュンが覚えられていなかった
分かる3人をひとりひとり当てはめていく

「トンネル出たら　目を開けたら　夢は現実に」

奥から出てきた彼は

髪が青くて
背が1番高くて
少し鋭い目をしていて
可愛らしい口を持っていて
優しく甘い声をしていて

『あぁ，この人だ』

私が全てを捧げても愛したいと思ったのは
紛れもなく彼だった

番組が終わってもあのシーンあの顔が
頭にこびりついて離れなくて
必死になって探した
SNSをやっていない上携帯に制限がかかっていたために
見つけるまで3日程かかってしまった

私が目を奪われた彼の名前はチェ・スビン
185cmでリーダーで
鈍臭くて言い間違いが多くて
愛嬌があってくしゃっと笑って
幼いながらに、彼の笑顔を守りたい
そう思った。

あの日から1年半経った
私たちはまだ出会ったばかり

だけど私は今日もあなたが大好き。