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VVV MUSIC LIVE2024 Day2 ライブレポ (中編)
Day2中編のはじめに
ついにDay2後半だと思ったら中編が挟まりました。3本に膨らむと思わなくて前半/後半で区切ってしまったが後の祭り。ともあれ前置きはさっさと終わります。Day1前編、後編、Day2前編も合わせてどうぞ。
東北ずん子・ずんだもん
ゆかいあの次に登場したのはずんちゃん。ずんだへの愛?信仰?が深すぎて常軌を逸している感がないこともないこともない彼女で、しかも前回は「ずんだホライずん主題歌」と東北一家総出のホームビデオと参加者をざわつかせた「CHAT BOT」とカオス要素強めでしたが、今回は「Fly me to the Moon」でも「夏と雲」でも透きとおった歌声を聴かせてくれました。
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とても清純でずん子を全国区のアイドルにするという末妹きりたんの夢も叶いそうです。
きりたんはずん子を「ずんねえさま」と――控えめに言って――慕っていて、モチモチ太ももに人並みならぬこだわりがあるのですが、きっとそんな彼女もスクショを撮りまくったことでしょう。
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ずんちゃんの次はずんだの妖精ずんだもん(人型)。ずんだをもっと広めるためにずん子のサポートをするために「ずんだのアイドルになるのだ!」そうです。きりたんと衝突しそうですが大丈夫でしょうか? ずんちゃんは優しいし、彼女がいうならきりたんにとって天の一声なので大丈夫か。
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2曲目はまさかのキービジュアル衣装・宇宙船デイジーの制服に。曲は「ずんだもんだわんだーらんど」。よく酷い扱いを受ける彼女ですが、それに対して無理なものは無理といっていく歌詞が印象的です。
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際どさと行き過ぎに明確な線引はありませんが、時と場所に合った楽しい創作表現を。
自分は東北一家ではイタコ姉さまが好きなので彼女の出番がなかったのが残念。でもそうなるときりたんもとなり、枠が足りなくなるのも想像に難くないので是非もなし。
春日部つむぎ
ずんだもんの次はハイパー埼玉ギャルことつむぎちゃん。「せんぱい!」も「君の推し!」もあざといくらいかわいい曲がよく似合います。「君の推し!」がメロもサビもポップなのに、間奏で急に重くなるところがツボでした。お気に入りの写真は髪の毛がぶわっと広がっている「せんぱい!」のですが。
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トークパートの自己紹介でカメラが太ももに寄るのは前回からのお約束(気が早い)。きりたんの反応が気になります。
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ずんだもん・春日部つむぎ
つむぎちゃんのところにずんだもんが再登場。「えだまめカレークッキング」を披露してくれます。料理を作る曲といえば「キテレツ大百科」のOPを思い出します。コントのようなやりとりが楽しい1曲でした。アウトロでにじり寄るつむぎちゃんから逃げるずんだもんがベリーキュート。
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波音リツ
ずんつむの次に登場したのはリツさん。1曲めは「グレーなひと」。改めて動画を見ながらちゃんと歌詞を追うと、広く人間関係について歌っているんですね。ふと省みると、距離を測る試みが続かなくなってきた気がします。たくさんの理由が思いつきますが、とめどなくなりそうですし、本題ではないのでここでは置いておきましょう。
2曲めは「Choir - Dedicated to BRAVEs」。クサい!(かっこいい!)。ヘビィな音がよく似合います。ヘビィといえば彼女が登場するとステージの耐荷重が心配されますが、今回は無重力の宇宙が舞台だから大丈夫だというコメントには笑いました(彼女の体重は53tです)。
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トークパートは苦手そうだったというか諦めているというかいやMCについて調べていたから努力はしているのでしょうか? 前回はトークの時間に代わりに歌いたいといって断られたので、今回はしれっと3曲目の入りを宣言してうっかり流れそうと試みていました。なお結果は無慈悲カットwww
ついなちゃん
続いて登場したのはついなちゃん。曲は「MISS MISERYGUTS」と「ついになって」。「MISS MISERYGUTS」は六花ちゃんに続いての英語曲。前回、GUMIちゃんが「ECHO」を歌ったのに感化されたそうです。「ついになって」の「つい」は何を意味しているのでしょうか。歌詞のうえでは「対」ですが、「追儺式」の「追」と「終」ともかけているのだろうな、と思わされます。ところで、いい写真が撮れてなかったよ、ディクソンくん……。
フリモメン
そういえば混入すると発表されたのにAHS組のときはいませんでしたね。忘れたころにやってきました、この男が!(フリモたんの性別はここでは忘れます)。嘘です。いつ出てくるのかとそわそわしていました(オープニングにいましたが)。
1曲めは「Free Blue」。照明が灯ったら椅子に! 動画再現じゃないか! なぜ無駄に力が入っているのか。いいぞもっとやれ。
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そしてイケおじのガワには中折れ帽もよく似合います。ダンディーが過ぎる。この曲の歌詞がまたとてもフリモメンらしくて何度聴いても最高です。
アクセルを踏み込んで 仄暗い夜を走るその方が 面白くなるだろ
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トークパートはイケおじのガワでいつもの調子のねっとりボイスで「ここがブイスリーたんのステージかー」などとのたまいながら床をさするので脳がバグります。
2曲めは「碧の輝石」! これにはテンションが上りました。フリモメンデモ曲動画コンテストの課題曲で浴びるように聴いたヒーローソングです。自分も参加したのでよかったら見ていってください。AHSキャラクタ全員登場です。いやーよく描いた。
曲は基本的にはストレートに熱くなれるヒーローソングなのですが、ダンスがですね、トークに続いて微妙に中が出てくるのでこれもまた脳がバグります。なんだよそのスローモーなコサックダンス風ムーブ。さては体幹強いな? そしてときは訪れます。
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まさかの「クロスアウッ」(こちらが中身です)。彼のことを知っている人からは「やりやがったな!」という歓声が、初見の人からは困惑の声が挙がったに違いありません。お前が優勝だよもう。
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Day2中編のおわりに
今回はカオス風味が抑えられている中で、やりやがったやりきった顔のフリモメンが「現場からは以上です」と暗闇に消えていきます。おいおいこの空気のあとどうするんだよ? と心配になるところ、今回はここまで。長くなり過ぎました。次こそ後半です。最後まで書ききります。
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