2024.0825.Straykids Would Tour dominATE SEOUL
2024.0825.dominate ソウル公演2日目行ってきました。
⚠️これはレポなんてものではない。
⚠️8割ふざけている。
⚠️当たり前にワルツに関するネタバレがある。
それでもいいよという方がいれば(いるのか!?)どうぞ...。
普通に正直記憶全部ない。こんなアドレナリンとドーパミンとなんかわかんないけど、脳から出るありとあらゆる物質過多のライブを、全世界の都市で合法でやろうとしているのか────────(プロローグ)
そもそも、わたしがチケットを取れたのが8/24(公演前日)の深夜1時頃で、取れた瞬間のこともほぼ覚えてない。眠すぎてほぼ意識失いながら、でも体が覚えた指先運動でどうにか決済まで進んでたらしい。
どうなっても韓国は行くつもりだったけど、生で観るまでネタバレ知りたくなさすぎるので、チケット取れなかったら、全てのSNSをやめ、その代わりにマッチングアプリに本気を出して、自分が現場入れる日までに恋人を作るという覚悟だけは決めてたんだけど、キャンセル拾えて無事(?)その計画も延長という………(ほんまにどうでも良い話すぎないか?)
キャンセル拾えたのがスタンディングエリアのF3で、陣取れたのは柵がちょうど直角に曲がるところだったんだけど、冷静になると、人がぐっ!ってなったら1番最初にぎゃ!ってなる場所じゃないか!?(マイルド濁し言葉)と思ってめっちゃ怖かった。最後まで無事だった。
私はスタンディングで何かのライブに入るということが、ほぼ初めてだったのでかなり怯えてた。結論から言うと、個人的には結構大変だったかも。
そもそも番号で並ぶ時点で、一時間半くらい外に並ばなきゃいけないので、暑すぎて過酷だった。
入場したら最後、出るまでトイレにも行けないので、本当に生命とのせめぎ合い。
私は体に入れれたものがすぐに出る、鬼トイレ近人間なのでビビってたんですが、そんなこと言ってられないくらい全身から汗が出るので全然大丈夫だった。むしろ気にして飲まない方が体調悪くなるので気をつけて...。
わたしは並ぶ直前にコンビニで、「なんか...クーリッシュのようなものはないか...」とゾンビのように彷徨ってたら、残り数個の韓国版クーリッシュみたいなの買えて、基本外にいる時はそれを首とおでこに当ててたから助かったみたいなところある。(これに関してはあんまり対策しなかったわたしの落ち度ですね)
そんなこんなで入場するんだけど、基本セキュリティの人が番号順に数名ずつ入れてくれるし、走るのも禁止されているので、入場が危ないとかはなくてよかった。
この時点では、この時点では(強調)
スタンディング、楽しいけど2度は無理かも...という気持ちになっていたくらい開演までの待機時間がしんどかった...。
こっからはライブの所感を抜粋して載せていく。
感想文がないから思い入れがないとかじゃないのでご了承お願いします。
まず会場入ってセット見たときに、わー!やっぱ、あるよね!歯がさ!と言う気持ちに。(あの抽象的な造形物歯だと思ってるけど違う?違ったらごめん)
最初のVCR左右のモニターで【その日、人類は思い出した。奴らに支配されていた恐怖を 鳥かごの中に囚われていた、屈辱を───────】みたいなシーンが割としっかりあったけど、なんだったんだあれ。
2人しかないのも謎。日替わりとかですか?教えてください。
(これ以降VCRの時間はどうにか生命を維持できるよう水を飲んだり息を整えて休んだりすることに必死だったため、記憶がほぼなくて悲しい。VCR大好き芸人としての名が廃る。ただ1箇所誰かが火炎瓶みたいなの持ってるシーンがあった気がしていて、(多分)胸が熱くなった。それ以外覚えて無さすぎて何か意味があるのかは知らないが。)
アンセム終わりでステージ上の造形物が映像と合わさって口になるやつ、めっちゃリアルだしわかりやすく、音楽でみんなを食べてやる!が伝わってめっちゃ喜んだ。
その後一曲目MOUNTAINSなの嬉しい。これが一曲目じゃなかったらいつやるんだくらいに思ってたから、予想はしてたんだけど、VCRと組み合わさることで、ストレイキッズのスケール感が異常に大きく、私たちのスケール感がすごく小さく感じる体験がすごかった。「Ain't nobody stopping me, I'm walking like a Titan」(誰も俺を止められない。巨人のように歩くんだ)までの道筋をすごい綺麗に作ってくれてる感じ。
その後のソリクン〜JJAMまでの記憶ない、とにかく会場の鼓動に間に合うように自分の心臓を動かすのに必死だった。(普通にこの段階で、やばい、これ最後まで行けるか!?ということが頭をよぎっていたが、どれだけ体力がないんだよ)
次のパートのBack doorが、これまた最初とかなりスケール感の違う、ドーム基準で観たらミニマムなことやってておもろしかった。これ配信とか画面で見ても面白い演出だよね。
MOUNTAINSからソリクンの繋ぎもそうだけど、District9からBack doorの繋ぎも秀逸で、おそらくセトリ決める時に彼らが意識した通りに、彼らのアジト(ライブの世界)に踏み入れるワクワクを感じられて好きだった。
ジソンくんソロ
ソロ一曲目を担った私たちのロックスター。
色とりどりの紙吹雪が舞う中を、メンステからセンステまで駆け抜けていく刹那の姿が本当に綺麗で、目が釘付けになった。センステでギターを弾きながら歌う彼を見ると、時々迷子になりながらも、体も、楽器も、声さえも、全部が収まってしまうこの小さい直径50センチくらいの場所が、今の彼が決めた居場所なんだ...と思って1番心が震えたかもしれない。
スンミンさんソロ
心臓の音、ツ───────
ここまで有言実行を体現されると、「どうせ後には全部わかることだから」って様々なスポをなされる彼の気持ちすらわかって来るような感じがしませんか?(そんなことはない)
演出がいい意味で作り物っぽいというか、大袈裟なセットと映像だったから、わたしはそこから壮大な幻想の世界を想起したんだけど、ただモニターに映された彼の肌と脳に響く声だけが、実感を持って「現実」を見せてくれているという感覚。これぞキムスンミンの歌だな。と勝手に思うソロステージだった。
ていうか、街灯の下で1人で座って歌っている→スンミンさんの歌声が空に広がり、宇宙に広がって行くという、日常〜非日常の構成、「スンミンさんの歌」の概念すぎないか?
バンチャンさんソロ
わたしがバンチャンさんについて知ってることなんてネットに載ってる名前と生年月日くらいのもんですが、それでも、今のバンチャンさん「らしさ」の濃縮みたいなステージを見ることができて本当に本当に幸せ。
個人的に、今回のバンチャンさんのソロステージみた時の嬉しさって、5-starのトレーラーのバンチャンさん見た時の嬉しさに似ている。
芸術と向き合う苦しみ、手に入れた一つの席と裏腹に失った人々と自身の服の下についた傷跡。行き着く先は転落。
トレイラーの時はその狂気と孤独を表現として会社が残した感じがするけど、今回自分のソロの表現がここに行き着いたこと、バンチャンさんが前話していた、「ここまでやってもいいのかな、自分のことをもっと気にしてみようかな」みたいなある種のわがままさとか、リアルをエンタメに消化する打算的な感じとかの詰まったステージが、本当に「私たちが観たかったバンチャンさん」すぎて、ありがたかった。
まぁ...本当のところは知らんけど...。(知らんけどを免罪符にすることは、法律で禁じられています。)
ラストでバンチャンさんがジャケットを脱ぐ時、服に手をかける前から地響きみたいな悲鳴がなりはじめて、何だ?!と思ってたらバンチャンさんが服を脱いでいた。目より先にオタクの脳が何かを察知してるのすごすぎてわたしは全然理解が追いつかず、「うぉお????」みたいな声をあげていた。
この時、体感的にほんとにほんとにオタクの叫び声がデカすぎて揺れてたんだけど、友達が言うには、この時の叫び声がドームを突き抜けて宇宙まで到達し、エネルギーとなって跳ね返った結果、地球って丸くなったらしい。(?)
今回のソロ、全体的に5-starのソロと比べてより、「らしさ」の解像度が高いというか、この人ってこれだよね!これをやりたいんだよね!みたいな「正解」をひとつひとつ見せてもらってる感覚で楽しかった。まぁ、知らんけど...(知らんけどを免罪符にすることは...以下同文)
今回のソロが、前回のソロの進化版みたいになっている人もいれば、全然違う魅せ方をしている人もいるところがいいね。
ここらのタイミングで客降りの話をするけど、客降り、正直見えなさ過ぎて、どのタイミングで誰が来るかとか全然わからないんだけど、急に人混みがモリモリモリモリッ!!って動く瞬間みたいなのがあって、「エッここがMOUNTAIN!?」ってなってる時はだいたい誰か来てるので、それで察知してた。
まずわたしの側を通ってくださったのがスンミンさんだったんですけど、もう本当にありがとうございました。
事前に客降りがあるという話だけは聞いていたんだけど、わたしの今までの経験則(近くに来てくださった時に、対面できず、必ずお尻に挨拶をする)から推理すると、今回も期待しすぎるな、と思ってたのでまず来てくれたことがすごい。
スンミンさんはわたしの左手からいらっしゃって、わたしより手前のファンの皆様の手をトントントントンッと手を差し出してタッチなさっていたんですが、「ここで手を準備するべきなのか」「どうしたらいいんだ」「そもそもわたしのような存在が、実体として彼のこんなに近くにいるのか?本当に?」と自分の人格の矮小さを怨みながら目をぐるぐるさせてた結果、手を振るのとハイタッチの準備の50%50%みたいな超中途半端なポーズで待機してしまっていたら、何かが(彼の手です)わたしの手を掠めていって本当に、何が起こったんだ!?!?!?!?
この時のスンミンさん、ハイタッチというよりは、タッチしない側の手も胸に添え、若干の会釈も交えながら、「あっ、失礼します〜、手はこちらになります〜」みたいな感じで手を差し出して15人くらいとタッチしながらスーッと通り過ぎて行かれたので、本当におもろくて俺だけがその場で転がってた。(なんなんだ)
あと客降りで記憶に残ってるのがバンチャンさんで、「あっバンチャンさん!」と思った瞬間にはもういなくて早過ぎたし、走り方の重心が低過ぎて、顔が柵より下を通り抜けて行って、そんな走り方忍者なことある!?すぎておもろくてここでも転がってた(本当になんなんですか)
クリストファー・サスケ・バン、低姿勢の超スピードでも顔の印象強過ぎて顔だけが残像で残ったまま身体が目の前を通り抜けていき、すごかった。普通に通り抜けた5秒くらい後も顔、残ってたよ。
今回のワルツセトリ、本編だけで4回くらい、「全部」をやっている!?みたいなフェスタイムがあって、前回とやりたいことが全然違って面白かった。
maniac tourってある意味芸術というか、oddinary という造語があり、そこを表現しながらstraykidsというストーリーを語る、人工物「artifitial」であるというイメージが個人的には強かったし、思い入れもすごくある。
それに対してdominATEは、それぞれがやりたいことの突発的な発露を起こしながら、世界観を作るところは作るけれども、ある一定の範囲を超えた時にはもうそこは自然「nature」というか、自由な感覚になれる。
そういう意味では対義語的な感覚を前回と今回のワールドツアーで感じるな〜と思ったのが、すごく面白かった。
最後のVENOM→MANIACの流れ、前回のワルツの逆再生感もあり、MAMAのステージのリプライズでもあり、勝手にさまざまな記憶が走馬灯のように押し寄せ、頭の中で全ての思い出のモンタージュが起こって、自分が今どこにいるのか分からなくなりそうで一瞬焦った。
そして本編が終わり、アンコールが終わり、エンディングメントの流れになると大体香ってくる終わりの雰囲気にいつもは胸がギュッとなるんだけど、今回メントのやり方を前回までとは大幅に変えていて、正直ここがいちばん嬉しかったかもしれない。(これって4日間ともそうでしたか?)
MYPACEのインストを裏にして、1人ずつ、時折他のメンバーと会話もしつつ、楽しげにメントする彼らを見れることが、ずっと嬉しくてたまらなかった。その時に言いたいことを言ってもらうのがいちばんいいけど、本当に、「みんな来てくれてありがと〜!お疲れっした〜!ばいば〜い!」くらいの時があっても、いいよ。
スタンディングエリアで隣になった2人組の方が、基本ずっとカメラを構えるスタイルでペンラもあまり振らず、という感じだったんだけど、その内の1人が、アンコールのミロ→ChkChkBoom(Festival.ver)→Havenあたりから携帯捨てて【爆踊り人生!ジャンピング大盛り上がり!】になってて、ほんまに嬉しすぎてわたしも一緒にそれになった(お前はずっとそう)
そうだよそうだよ!こっち側においでよ、楽しいよこっち側の気持ちは(人には人の、ライブ鑑賞)
てか普通に、アイドルがジャンプしてて、自分もそれと同じタイミングでジャンプして音楽に乗れるのって、すごく貴重なことじゃない?ヒョンジンさんがいつお家でジャンプしてるかなんて私にはわかんないんだし、せっかくジャンプ見せてくれてるから、今一緒にしとこ?(なんの話なん?)
アンコールのわがまま聞いてくれたの本当に嬉しかったんだけど、これからのライブも全て、ChkChkBoom(Festival.ver)をやるかどうかは私たちの力量にかかってるってこと!?ってなってめっちゃ怯えてる。
っていうような話をオリンピック公演からソウル駅まで行くタクシーの中で友達と永遠にしていたら、ずっと黙ってた運転手さんが、最後急に話しかけてきて、
運転手さん「日本かいな?日本のどこや???」
私たち「えっあっ...TOKYO...」
運転手さん「東京か!おれ大阪なら行ったことあるで!しゃぶしゃぶ最高〜!!」「はい、ソウル駅ついたで!!!」
私たち「エッアッ!カッカムサハムニダ!!!」
(ナチュラルに意訳してるけど、多分相手の方は標準語で喋ってる。そんなことすな)
みたいな会話があって、心温まり、旅が締めくくられた。
「韓国最高でした!また日本に来てください!」みたいなことを言おうとして言えなかったのだけ残念だったから、ここから念じておきます。この気持ち、君に届け───────(韓国語勉強しろ)
おわり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?