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朝井リョウ『生殖記』①

出張の合間、時間潰しに立ち寄った縁のない土地の本屋で本作を見つけた。目があった時、『正欲』の衝撃が鮮明に蘇ってきた。一晩で一気に読んだあの日。手を止めてはならぬ、と思わずにはいられないのだ。

懐は淋しいが即購入。ヤニが染み付いたビジネスホテルで紙を捲る。最初の1頁で、「こんな人がいるなら自分は物書きになんてなれない」と苦笑した。
明日なんか来なければいいのにな。

読破したら、また綴りたい。


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