そのチームで思ったこと言えてます?
西荻ぷれま委員会、理事の北村です。西荻ぷれま委員会はローカルな世界でいろんな人と嫌じゃない繋がりがあると、驚くようなことが人とできるしすごいたのしいという信念にもとづいて、挨拶できる程度の関係が増えたらよいなとおもっている特定非営利活動法人です。
いろんなひとがいると、「店内にちょっと仕切りがほしいんだよね」って言ったらゴムの入ったワイヤーを使って開け閉めがかんたんな仕切りを作ってもらえたり、「水引の紐もらったね」ってなったら結び方を調べてアクセサリーにする人がいたり、「夏だから涼しく外で流しそうめんしたらいいんじゃない」っていったら寄ってたかって色んな人の助けを借りて流しそうめんを実現したり、「Instagramのフォロワーを集めたい」ってはなしてたらポスターが作られて貼られていたり、「金曜日定休日だけどお店の作業を分担したい」っていったらご飯が作られたりもちよられるようになったりします。
思ったこと、やりたいことを話すことで、自分と違う人のアクションがあって、何かが変わっていく。こうしたらいいんじゃない?それはちがうとおもう、そういう事を話せる、あってるか間違ってるか話してもわからないことを、だれかと楽しみながらやってみて検証する、「思ったこと言う」っていうのはそういう効果をうむとっても楽しく必要なものだと考えています。
ぷれまでは、「オープンに」という言葉で思ったことを伝え合うことを大切にしています。伝えよあおってことにしています。
「違う意見を言ったら嫌がられるんじゃないか」「まちがってたらどうしよう」そういった心配を、「ぷれまではオープンさを大切にしているからね」ということで払拭していきます。
オープンを更に説明すると「思いやり(Unbaiased)」と「正直(Frank)」という2つの側面に分けて考えています。それ間違ってるよね、こっちのほうがいいんじゃないのっておもったときに何も言わなかったり、とりあえず「それはいいですねー」とだけ言ってみることには「正直(Frank)」さが欠けている。「違うだろそれ」って言ったり「こうやればいいじゃん」って言って相手を萎縮させてしまうことには「思いやり(Unbaiased)」が欠けている。
オープンであることは、一見、不可能な何かを強いているようですが、大抵の場合主語や根拠を添えて、決めつけずに提案すると解決します。「私はこの方法のほうが良いと思ったけどどう?」「前にこういう事をしてうまくいったから、この方法にするのはどう?」
「思ったことをはなす」「オープン」であることは、実は一回一回で実現することではなく、お互いだったりチームの関係性において実現され効力を上げていくものです。
オープンなチームを作るには、まず自分がオープンになること。思いやりをもって、正直に相手と話そうとしてみることが大切。オープンさのよいところは、その心地よさが自然と人に伝播することです。オープンにしてよとただ主張することより、オープンにしたいんだけど、どうおもう?って聴いてみたり、そんなオープンさ一緒に世界に広めませんか。