ゲーム感想「LIVE A LIVE」
ボス戦での「MEGALOMANIA」の高揚感がたまらんのですよ!!
1994年にスクエアより発売されたスーパーファミコン用ゲームをリメイクした作品です。当時珍しいオムニバス式のRPGで、ゲームシステムがかなり尖っていた。
発売当時はプレイした記憶があるが、ストーリーはぼんやりと覚えている程度だった。だけど、アレだけは覚えている・・・そう・・・
MEGALOMANIA(メガロマニア)!!
この曲だけはしっかりと覚えている。
各ストーリーのクライマックスのボス戦で流れる曲で、ゲーム音楽史上で最もカッコイイ曲だと思っています!
感想
思い出の解像度が向上した
個性豊かなストーリー
リメイクが作成された経緯
思い出の解像度が向上した
ストーリー面では、ほとんど変わっていないと思う。
功夫編、近未来編、中世編は感動必須だが、西部編のマッドドッグとの決闘、SF編でも伍長との交流で号泣するのは、俺がおじさんになったからか…(めっちゃよかった)
グラフィック面では、HD2Dとなり全体的にグラフィック、エフェクトが豪華になっていたが、大事なところはSFC版と変わっていない印象を受けた。特に戦闘時のグラフィックはSFC版に少し手を加えた程度の違いのように見えた。(フィールド画面は大きく違いがあるが・・・)
なんとなく、ユーザが注目する箇所は必ずドットになっていて、背景やエフェクトは細かく書き込まれているグラフィックのように見える。(これがHD2Dってこと!?)
サウンド面では、SFC版でも元々素晴らしい音楽だったものが、クオリティーアップしていた。音楽の記憶を上書き保存してしまったため、無事にSFC版のサウンドが思い出せなくなりました。
MEGALOMANIA(メガロマニア)の思い出のほかにも、西部編の「WANDERER」という口笛がメインの音楽が、電子音から口笛に"解像度"が上がっていました!(プレイしながら口笛を吹いちゃう!)
個性豊かなストーリー
以下の順序でストーリーを進めました。
SF編から初めたのは、SFC版で"怖い"という印象があった。
大人になった自分はどのような印象を受けるか?と思い、プレイした。
結果として、ベヒーモスが急に現れたときにはビビっていた(急にでてくるんだもん(笑))
そのあとは比較的短いと記憶している、現代編、西部編をプレイ。
西部編のサンダウンの声が大塚明夫さん(MGSのスネーク役)だったためか、昔よりも思い入れが強くなった。
功夫編は3人の弟子のうち、誰を育てるかに悩むのが楽しい。
声が入っているおかげで、各弟子に対して気持ちの思い入れが深くなってしまう。
泣けるという印象が強いため、最後に近未来編をプレイした。
フィールドのキャラが大きくなったお陰で、特にストーリーの臨場感がアップしていると思う。超能力のエフェクトがやたら豪華になっているし。
リメイクが作成された経緯
Youtubeのスクエニchの番組「クリティカノヒット」にて、ライブアライブの動画が上がっていて、そのリメイク作成のきっかけについて話が合った。
↓ その話が挙がっている動画(11:35~)
元々リメイクの声は上がっていたが、「バーチャルコンソール」からのコンサートや「勇者ああああ」(ペンギンズのノブオのプレゼン)で、火が付きここまで至ったとのこと。(詳細は動画を観てね)
熱いファンの声って企業に伝わるんだ、こうしたファンの声に答えたスクエニさんは素敵に見えました。
自分も思い出だけで消えないで、こうしてリメイク作品をプレイできたことが、懐かしくも嬉しく、より深く感動させていただけたと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また、別のゲームの感想を書いていけたらと思います。
まだプレイしていない方、是非「LIVE A LIVE」をプレイしてください。どれか心に残るストーリーに出会えるかと思います。28年前の作品とは思えないほど、ゲーム性、ストーリーは全く風化していない素晴らしい作品でした。